ひな祭りは女の子を持つ親にとって、うれしく、特別な行事になっています。
女の子にとっても、お雛様を飾り、3月3日の桃の節句では、ごちそうを食べたり、
家によっては、きれいな着物を着る家もあるようです。
女の子の健やかな成長を祈る行事として、行われる行事ですので、たくさんの人でお祝いしてあげたいものです。
もともと、中国で邪気や役を払うための行事として行われていて、
人形を作る技術の向上とともに、自宅にお雛様を飾るようになったと聞いています。
桃の花の咲く時期なので、桃の花を飾るようになったといつ話もあります。
そんなひな祭りは、たくさんの人で、女の子のためにお祝いしたいものです。
親族が多く集まったりして、ワイワイとお祝いするのは素敵なものになると思います。
私自身、子供のころには、家族と祖母などが集まって、お祝いしてもらった記憶があります。
私は姉妹なので、姉妹をみんなで、お祝いしてもらいました。
そんな時の食べ物で印象に残っているのは、チラシ寿しです。
ひな祭りを皆さんでお祝いするために、母親としてどんな食べ物を用意するとよいのかを調べてみました。
ひな祭りには何を食べるのが正しいの?
ひな祭りをお祝いするのに、食べ物を用意するお母さんは、ちょっと大変ですよね。
また、親族が集まるとなると、慣れるまでちょっとプレッシャーもかかりますよね。
よく食べられている代表的な食べ物を見つけました。
チラシ寿し
定番になりますが、よく調べてみると、チラシ寿しを食べることも、縁起の良い意味があることが、わかりました。
実際自分の食べていたチラシ寿しにいろいろ入っていたので、
意味のある門が入っていたかは、覚えていませんが…
縁起の良いとされるのは、使われる具材のことです。
エビは、長生きを、レンコンは見通しがつく、まめは、健康でまめに働くことができる、
など具材に縁起の良い意味があります。
彩りが良く、食卓に春を呼んでくれるため、ひな祭りでの定番メニューとなりました。
菱餅
菱餅のルーツは、中国だそうです。
母子が健やかに過ごせるように願いが込められています。
菱餅は心臓の形を表す、大地を象徴しているから今の形になったといわれています。
色にも意味があり、また、並び方にも意味があります。
色には、ピンク(赤)は、桃の花・声明を表し、魔よけの効果、
白は、雪・大地をあらわし、子孫繁栄、長寿、純潔を願う、緑は、木々や芽吹きを表し、健やかな成長を願う意味があります。
並び方には、上から、ピンク、白、緑の順で、雪の下に新芽が芽吹いている。
また、うえから、ピンク、緑、白の順で、雪の中で新芽が芽吹いている。
と、これから芽吹くか、もう準備が整っているかの些細な違いではありますが、
順番まで意味があるとは思いませんでした。
ひなあられ
ひな祭りの代表的なわがしのひとつですね。ひな祭りの代表的な和菓子ですよね。
ピンク、緑、黄色、白の4色が四季を表しているといわれています。
一年中健やかに過ごせますように…と願いを込めたお菓子だそうです。
また、3色のものは、菱餅と同じ色の意味があるといわれています。
はまぐりのお吸い物
我が家で食べた記憶はありませんが、縁起物としておすすめです。
ハマグリの貝が対のもの以外は、絶対に合わないことから、
よいご縁の相手と結ばれて、その後も仲睦まじく暮らしていけるようにと願いが込められています。
娘さんの将来を考えると素敵な話ですよね。
白酒
ひな祭りに白酒を飲む説がいくつかあります。
大蛇を体内に宿してしまった女性が、3月3日に白酒を飲んだところ大蛇が生まれる間に出すことができたことから、
悪い子がおなかに宿らないようにという説、
桃の花を浮かべて、邪気を払うことができるから、厄払い、長寿を願う説、
ちょうど、女性にも飲みやすいもののが売り出されたためともいわれています。
もともと中国では、桃の花びらを漬けた「桃花酒」が飲まれていました。
白酒が定着してきたのは江戸時代以降というので、長い歴史の話ですね。桃の花と色の対比で紅白とお祝いにぴったりですよね。
これは、お酒ですから、お子様には当たり前ですが、甘酒をお勧めします。
最近は甘酒もブームなので、ちょうど楽しめそうです。
手まり寿司
こちらは、特に意味はないようですが、かわいらしく、食べやすいため、
みんなで一緒にお祝いする席には、ちょうどよいので作られています。
かわいく作ったら、娘さんだけではなく、一緒にいる人みんながうれしくなりますね。
その他にもひな祭りにはこんなものが食べられています
そのほかには、我が家では桜餅を食べます。
特に意味はないようですが、色から桃の節句をイメージしやすいことが始まりのようです。
また、端午の節句で柏餅を食べることから、桜餅が定着しやすかったのでしょう。
特に最近では、菱餅を食べるより、簡単に手に入る桜餅のほうが食べやすいというのも実際でしょうね。
うちの子も、桜餅もテレビの影響から、大好きです。
我が家では、金平糖がちょうどその時期販売されているので、食べます。
ひなあられとの違いは、金平糖は砂糖でできていて。凸凹している。
ひなあられは、コメを材料に使っているところです。
伝統に忠実であるなら、ひなあられでしょうが、食べやすさと保存の楽さから、我が家では金平糖なっています。
きっと父の好みのような気がしますが、我が子は、金平糖がお気に入りです。
祖父が甘党なので、二人でこっそりひな祭りの当日前から、少しずつ食べて大好きなおじいちゃんと、嬉しそうにしていました。
ほかに、引千切(ひちぎり)という和菓子を京都では食べるそうです。
ヨモギ餅の真ん中に餡を乗せたもの…と説明がありました。
京都在住ではないので、食べたことがありませんが、一度食べてみたいです。
「真珠のように大切な女の子」「真珠を大切に守る硬い貝」といった意味を持つ和菓子だそうです。
長崎では、「桃カステラ」を食べるそうです。
大きなカステラに装飾をしたものを食べると聞きました。
昔、不老不死のお菓子とて食べられていたものが、お雛様で食べるようになったそうです。
いまさら聞けない!?ひな祭りには何を食べるのが正しいの?のまとめ
ひな祭りについて、調べたり、思いを巡らせると、きりがないのです。
毎年やってくるひな祭りは、私は娘を、きっと母は私たち姉妹を思って3月3日の食事を用意してくれたと思っています。
改めて、歴史の深さと、日本の中でも、いろいろな違いがあることがわかりました。
今を大切にすることが一番になっている毎日ですが、時には、古き良き歴史を見直して、
歴史を感じながらのお雛様を、今度は迎えてみたいと思います。
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