介護保険で手すりを購入する方法

介護保険で手すりを購入する方法とおすすめの手すり4選

 

足腰が弱ってきたご両親のために階段やトイレに手すりを設置したほうがいいかなと悩んでいませんか?

本記事は、介護保険とは?という話から、介護保険適用で9割の代金が戻ってくるお話から、

業者に頼む場合と自分で設置する場合の方法まで紹介します

そしておすすめの手すり4選を紹介します

手すりをご自身のためやご両親のためにと考えている人は必読です

 

みなさまのご家庭で、生活をしていくのに手助けや介護が必要な方はいらっしゃいませんか?

我が家も義母が足を悪くしていてよく支えがほしいと言っています。

カンタンに身体を支えられる手すりなどをつけることは可能なのでしょうか?

今回は介護保険で手すりをつけられないか?というお話です。

そもそも介護保険とは?なんてところからお話していこうと思います。

介護保険で手すりを購入する方法

介護保険で手すりを購入する方法

階段やお手洗い場、玄関などに手すりをつけようとするとリフォーム工事となりそれなりのお金がかかってきます。

しかし、介護保険を利用すれば安く取り付けができるのです。

介護保険とは

介護保険とは、適切なサービスを受けられるように社会全体で介護を必要とされている方を支える仕組みです。

2000年に施行され、40歳以上の人は介護保険に加入して保険料を払うようになりました。

サービスを利用できる人はふたつに分かれており

第一号被保険者

ひとつは第一号被保険者(65歳以上)

寝たきりや認知症などで常に介護が必要な状態

または普段の介護は必要ないが家事や身支度など日常生活に支援が必要な状態の方を指します。

第二号被保険者

もうひとつが第二号被保険者(40歳以上65歳未満)

初老期認知症や疾患など老化によりなってしまう16種類の病気で

要介護状態や要支援となった人のことです。

認定を受けるための方法

まず介護保険認定を受けるために、

市町村担当課か地域包括支援センターに相談をします。

ケアマネージャーなどが自宅へ訪問し、日常生活の状態などについて聞き取りが入ります。

保健・医療・福祉の専門家が訪問結果と医師の意見書をもとに全国一律の基準により審査します。

 

申請から約一か月以内にどの程度の介護が必要か7区分に分けて認定され

要支援の場合は地域包括支援センターで介護予防プランが作成され、

それに沿った予防給付が受けられます。

要介護の場合はケアマネージャーのプランに従って介護給付を受けられます。

認定された場合、

生活環境を整えるための住宅改修工事に対して費用の9割が住宅改修費用として支給され、

20万の上限があります。

その際支払いは先に全額払うようになりますが9割負担なので

もし20万の工事をしたとなると実際の支払いは2万円で済むのです。

参考文献:厚生労働省 介護保険制度の概要

手すりの取り付けから手続きまで

この章では業者さんに頼んで手すりを取り付ける場合の手順を説明します

廊下・お手洗い・浴室・玄関から道路までの通路などに

転倒予防、移動または移乗動作のために設置であれば介護保険で賄えます。

改修内容の手順は事前申請となっておりケアマネージャーに相談→改修前に必要な書類を提出→施工→改修後

に必要な書類を提出

となります。

市町村によって必要書類が変わることもあるのでここは要確認ですね。

ケアマネージャーに相談

事前申請書類提出

施工

事後書類提出

手すりの工事は比較的簡単なことから、

申請をせずに工事を始めてしまう方もいますが、

事前申請をしないと保険が利かなくなる可能性が高いので気をつけなければなりません。

手すりはリフォーム工事でも設置できますが通常に購入して設置することも可能です。

介護保険で購入できる手すりおすすめの4選

介護保険で手すりを購入する方法

手すりはリフォーム工事でも設置できますが通常に購入して設置することも可能です。

ここからは自分たちで購入できる介護保険適応手すりをご紹介していこうと思います。

三栄水栓製作所 ニギリバー 手すり 介護保険適用対象商品

ごくごく一般的な手すりですね、

ビスで止めて設置が出来るようなのでこれならカンタンに自分たちで取り付けが出来ます。

しかしAmazonの商品ページには下記の注意分があったので購入時はケアマネージャーに要確認が必要ですね。

介護保険を利用しての介護用具の購入について:Amazon.co.jpが販売する介護用品は、介護保険の適用対象外です。それ以外の出品者から特定福祉用具の購入を検討されている方は、ご購入前に出品者へ介護保険の適用の可否のご確認お願いいたします。また、一部の商品につき介護保険の適用を受けることができない場合もありますので、管轄する市区町村の介護保険窓口等にお問い合わせいただけますようお願いいたします。

YAZAWA ソフトバー 手すり 介護保険適用対象商品

YAZAWA ソフトバー 手すり 介護保険適用対象商品 長さ:400mm W581-34X400【smtb-s】

こちらはバーがソフトタイプなので手触りもよさそうです。

設置方法の記載がないので若干不親切ですね。

三栄水栓製作所 サポートバー 折上式 手すり 介護保険適用対象商品

こちらはお手洗い用の手すりですね。

使用しない際は跳ね上げて収納が出来るようになっているので便利です。

120キロまで耐えられる設計なので体重をかけてもそうカンタンに壊れてしまうことはなさそうです。

こちらも下記の注意文がありましたのでケアマネージャーに要確認が必要ですね。

【ご注意】
※改修サービスの詳細内容につきましては各自治体で異なる場合がありますので、事前に介護保険担当窓口でご確認ください。

三栄水栓製作所 ソフトバーL型 手すり 介護保険適用対象商品

L字タイプの手すりですね、玄関やバスルームにピッタリと思います。

取り付けるためのビスもステンレス製なので錆びることはありませんし長く使えそうです。

こちらも下記の注意文がありましたのでケアマネージャーに要確認が必要ですね。

【ご注意】
※改修サービスの詳細内容につきましては各自治体で異なる場合がありますので、事前に介護保険担当窓口でご確認ください。

介護保険で手すりを購入する方法のまとめ

介護保険適用の手すりをまとめてきましたが、

商品を買って取り付けるにしても業者さんに頼んでリフォーム工事するにしても

一度はケアマネージャーに要確認ということですね。

使える制度はしっかり使って安心できる家にしていきたいので

少し面倒でも必ず確認は怠らないようにしましょう。

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