視力って気になりますよね。
今まで視力が良かったのに、デスクワークやスマホを見ることによって、
急激に視力が低下してきたという人もいると思います。
視力は日常生活はもちろんのこと、運転にも影響をすることもあり、
常にどんな状態が把握はしておきたいですよね。
かといって、視力検査をするために、いちいち眼科やメガネ屋さんに行くのも
正直いって面倒です。
家でできる視力検査方法はないでしょうか?
家で視力検査をすることができたら、手軽に自分の視力を把握できて、
対策も立てやすいですよね。
ここでは、家でできる視力検査について解説をしていきたいと思います!
視力検査の仕組みについて
家でできる視力検査の前に、視力検査はどういった仕組みで行われているかを、
解説していきたいと思います。
視力検査といば、あの「C」字のマークの空いている向きを言うやつですよね。
あの視力検査に使うCはランドルト環と言われるもので、
19世紀の後半にフランスの眼科医であるランドルト医師により発明されました。
ちなみにこのランドルト環を用いた視力検査は世界共通の検査となっています。
視力とは、漠然と「視える力」と認識している人が多いと思いますが、
この「視える力」とは一体何なのでしょうか?
視力は、目視することができる最小の視角の逆数で表されています。
視角とはランドルト環で言うところのCの隙間と目を結んだ角度です。
そして、視力が1.0の場合は1分の視角を認識できるということになります。
この1分とは、1度の角度の1/60を表します。
ですので、目視できる最小視角が2分の場合は、その逆数ですので、0.5。
10分ならその逆数で0.1となります。
視力検査をする際には、ランドルト環から5メートル離れた位置に立ちます。
そして、視力が1.0に該当するランドルト環は、Cの隙間が1.5mmです。
この1.5mmの隙間と5メートル離れた位置での目を結んだ視角が1分に相当するため、
これがわかれば視力は1.0となります。
また視力が悪いと一番上のランドルト環も見えないことがありますよね。
その場合は、近づいて視力検査を行います。
その際、5メートルが4メートルになって、視力0.1のランドルト環がわかった場合は、
0.1に対して、4/5をかけて視力は0.08となります。
メガネやコンタクトレンズを作る際にはこのように正確に視力を測る必要がありますが、
ご家庭で視力検査をする場合は、なかなか正確に視力を測ることは難しいでしょう。
ちなみに視力検査ではもう一つ気球のような絵を見て行う検査もありますよね。
あれは一体何なのでしょうか?
あれはオートレフケラトメータと呼ばれる機会で、目にプシュッと空気を当てて、
それによって目が凹むことで、眼圧よ呼ばれる目の張り具合を確かめます。
これにより目の中にあるレンズの屈折力と呼ばれる値がわかり、
遠視や近視、乱視などの数値がわかります。
こちらは、目の実際の屈折力を測りますが、実際の目の見え方としては、
視力検査のランドルト環検査も合わせて行われることが多いです。
家でできる視力検査方法:その1
まず家でできる視力検査はあるのでしょうか?
結論から言えば、家でできる視力検査はあります。
今は便利でスマホやパソコンを使って視力検査ができます。
家で視力検査をしたい場合は「視力検査 家」などで検索をすれば、
だいたいページが出てきますよ。
検査方法ですが、実際に5メートル離れたら、当然ですがパソコンを操作できません。
ですので、モニタ上に表示される硬貨などの基準に合わせてスケールを調節して、
モニタ上にランドルト環が映し出されます。
あとはそれをいつもの視力検査のように、空いている方向にポチポチとクリックをすれば、
視力検査は可能です。
しかしこのようなパソコンやスマホを使った視力検査の場合は、
モニタの解像度にも影響しますし、モニタのちらつきによって判断しにくいこともあります。
ですのであくまでもこの家でできる視力検査は
簡易的な目安として視力を知る程度に留めておきましょう。
家でできる視力検査方法:その2
家でできる視力検査ですが、実際にランドルト環が書かれた、
視力検査表を貼って確かめるという手ももちろんあります。
この場合、2人以上の人数が必要ですが、こちらの方が制度としては高いです。
視力検査表ですが、パソコンで検索をすれば無料でダウンロードが可能です。
これを印刷をしたら家でも簡単に視力検査ができますね。
また視力検査表は意外なところで、100円ショップでも売られていることが多いです。
置かれている場所はお店ごとに異なりますが、
インテリアコーナにタペストリーなどと共に置かれていることが多いですね。
ちょっとわかりずらいですがしょうがないでしょう…笑
実際に視力検査表を使う場合は、しっかり立ち位置の距離も測った上で、
行うようにしてくださいね。
家でできる視力検査方法のまとめ
視力検査ですが、このような仕組みの元に視力が決められていたのですね。
また、眼科やメガネ屋さんでしか視力検査ができないと思われがちですが、
案外手軽に家でできる視力検査はあります。
ですので、ぜひ気になったら視力検査を行ってみて、
しっかりと自分の視力を把握するようにしておいてくださいね。
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