エンバーミング資格のエンバーマーになるにはどうすればいい?年収はどのくらい?

エンバーミング資格のエンバーマーになるにはどうすればいい?年収はどのくらい?

エンバーミングという言葉をご存知でしょうか?

エンバーミングは日本では馴染みが少ないですが、
海外では一般的であり今注目を浴びています。

エンバーミングを行う人のことをエンバーマーと言いますが、
このエンバーマーは一体どのようなしたらなれるのでしょうか?
また年収はどのくらいなのでしょうか?

>>葬儀費用をお安くするならごじょクル!

ここではエンバーミングの資格やエンバーマーになるにはや、年収について、
解説をしていきたいと思います。

エンバーミングって一体何?資格っているの?

エンバーミング資格のエンバーマーになるにはどうすればいい?年収はどのくらい?

ではまずエンバーマーが行うエンバーミングとはどのような仕事なのでしょうか?

エンバーミングについて詳しく解説をしていきたいと思います。

エンバーミングとは17世紀ごろに欧米で生まれた、
遺体の保存を行う仕事です。

17世紀ごろアメリカでは南北戦争が勃発をして、多数の戦死者が出ました。

その遺体をもとに感染症が問題になったことから、
感染症防止のためにエンバーミングという技術が発達しました。

遺体の体内の血液を防腐剤と入れ替えて、遺体の防腐や感染症を防ぐだけでなく、
生前の状態を保てることから遺体を綺麗に残す技術として現代にも広まっています。

海外の場合は土葬が一般的であり、
腐敗を防ぐためにエンバーミングは必要不可欠になっています。

日本の場合は火葬が一般的であり、感染症への不安が少なかったことや、
死生観の違いからかそこまでエンバーミングが広まっているわけではありません。

ただ宗教の多様化や、災害の被害に見舞われた遺体の修復をし遺族へ返すという、
メンタルケア的な要素から注目を浴びており、近年エンバーミングの件数が増えています。

日本の場合、昔から納棺師と呼ばれる遺体に化粧などを施す仕事があります。

映画「おくりびと」で注目を浴びた仕事ですよね。

この納棺師とエンバーマーとの違いは、納棺師は遺体に対して直接的な処理はせず、
ドライアイスなどでの遺体の保管や化粧をするに限られています。

一方エンバーミングの場合は、血液を防腐剤に入れ替え、遺体の修復を行うなど、
直接的な処置までを行うようになっています。

そんなエンバーミングですが、行うには資格は必要なのでしょうか?

結論から言うと、資格はほぼ必要だと言えます。

どうしてこのような含みのある言い方になってしまうかと言うと、
エンバーマー自体に国家資格はまだありません。

エンバーミングは日本遺体衛星保全協会(IFSA)が管理しているのですが、
現在IFSAが国家資格化に向けて取り組んでいます。

そして、現在はこのIFSAが有する資格を取ることで、
エンバーマーを名乗れるようになっています。

エンバーマーの資格は平塚にある日本ヒューマンセレモニー専門学校の
エンバーマーコースにて取得可能となっています。

2年間で計200万円を超える費用がかかります。

そしてこのコースを卒業後にIFSAが認定するエンバーマーの受験資格を得ることができ、
試験に合格後エンバーミングの資格を得ることができます。

エンバーマーの就職先としてはエンバーミングセンターや葬儀屋が主になります。

そして募集条件としてもIFSAが認定するエンバーマー資格を持っていることが、
募集条件になっていることがほとんどであり、
国家資格ではないにしろ、結局こちらの資格を取らないと、
エンバーマーとして働くことは困難です。

なのでやはりエンバーマーとして働きたいと思ったら、
専門学校を出て資格取得をするようにしましょう。

エンバーマーは遺体を扱う知識だけでなく精神力も必要になる仕事です。

一筋縄ではいかない仕事ではありますが、やりがいもある仕事であると言えるでしょう。

>>葬儀費用をお安くするならごじょクル!

エンバーマーになりたい!年収はどのくらい?

エンバーミング資格のエンバーマーになるにはどうすればいい?年収はどのくらい?

では実際にエンバーマーとして働いた場合年収はどのくらいなのでしょうか?

エンバーマーの働き口としては葬儀会社であったり、
エンバーミング施設が多いです。

これらの働き口ですが、その待遇はピンキリであり、年収も幅が広いです。

ただ大手の葬儀会社の場合は月収としては30万円ほどで募集がかかるとが多く、
年収としては400万前後になることが多いです。

またエンバーマーですが、海外の方が一般的であり、
資格取得も海外でできますし、技術を磨いて海外で働くということも可能です。

海外の方が働き口も広く、腕次第では日本よりも収入を得ることが可能です。

ただエンバーマーは精神的にも体力的にもタフな仕事です。

遺体の損傷を直すのは精神的にも負担になりますし、
仕事は昼夜を問わず入ります。

離職率も高く、せっかく専門学校を卒業して資格を取って働き始めたにも関わらず、
半年も持たず辞めてしまう人も多いです。

もしエンバーマーになりたいとお考えの場合は、
年収だけでなく、しっかりと全体の仕事を考えた上で判断するようにしてくださいね。

>>葬儀費用をお安くするならごじょクル!

エンバーミング資格のエンバーマーになるにはどうすればいい?年収はどのくらい?のまとめ

エンバーミング資格や年収についてはおわかりいただけたでしょうか?

エンバーマーは国家資格はないですが、専門学校で学んで資格を取ることができます。

就職にも結局その資格が必要になることがほとんどなので、
エンバーマーになるには専門学校に出る必要があります。

そして年収はピンキリですが大手の葬儀会社で400万円ほどになります。

エンバーマーは大変な仕事ですが、その分やりがいはあると言えます。

ぜひなりたいと考えている人は今一度よく考えた上で判断をするようにしてくださいね。

こちらも読まれています↓↓
⇒⇒エンバーミングのメリット・デメリット 遺体の保存方法

>>葬儀費用をお安くするならごじょクル!