防水スプレーをするとムラになる 原因と対策を紹介します

防水スプレーをするとムラになる 原因と対策を紹介します

  • 2021-03-07
  • 2021-04-10
  • 生活

防水スプレーって便利ですよね。

衣類や靴に吹きかけるとそれだけで防水性能が高まり、
梅雨時期にも大活躍をしてくれます。

ただそんな防水スプレーですが使っていたらムラになってしまったという経験はないでしょうか?

ここではそんな防水スプレーを使うとムラになる場合の原因と対策について、紹介いたします。

防水スプレーをするとムラになる 原因と対策を紹介します

防水スプレーをするとムラになる 原因と対策を紹介します

防水スプレーを使うとなんだかムラになったりシミになったりすることってありますよね。

これには原因や対策はあるのでしょうか?

結論から言えば、あります。

防水スプレーですが、大きく分けて2つの種類があります。

1つはフッ素型の防水スプレーで、もう1つはシリコン型の防水スプレーです。

フッ素型の防水スプレーの場合は、
水を通さない性質のフッ素をスプレーで吹きかけることによって、
防水性能を高めることができます。

防水性能も高く、現在の主流となっている防水スプレーですね。

もう1つはシリコン型の防水スプレーです。

シリコン型の場合は、スプレーを吹きかけることによってシリコンの膜を作ります。

それによって防水性能を高めるのですが、
防水スプレーでムラになったりシミになるのは、
こちらのシリコン型の防水スプレーの方が多いです。

シリコン型の防水スプレーは主流ではないですが、
値段が安かったり、即効性があるなどのメリットもあります。

ということで、とりあえず安いの!と選ぶと、
もしかしたらシリコン型の防水スプレーを使っているかもしれませんね。

シリコン型の防水スプレーは上記のようにシリコンの膜を作って防水性能を高めます。

普通の布製品の場合は問題がないのですが、注意をしてほしいのが革製品です。

革製品に防水スプレーをかけると、シリコンの膜によって通気性が悪くなります。

その結果、革製品がシミになったりムラとなることがあります。

フッ素型の防水スプレーの場合は、
水を弾く成分であるフッ素を直接スプレーで吹きかけるので、
革製品にも問題なく使うことができます。

なので、対策として一番手っ取り早いのはフッ素型の防水スプレーを使うことでしょう。

しかし、もしシリコン型の防水スプレーを使って革製品にシミやムラができてしまった場合は、
落とすことができないのでしょうか?

そんなことはありません。

シリコン型の防水スプレーを使って革製品にシミやムラができてしまった場合の対策として、
以下のようなものがあります。

・乾拭きをする

防水スプレーでシミやムラができてしまった場合、布巾で乾拭きをするようにしましょう。

その際、布巾はネル布など細かい生地にすることがポイントです。

そのような布巾でシミやムラができたアイテムを乾拭きすれば、
シリコンの膜を剥がすことができます。

・ブラシでこする

ブラシでも同様にシミやムラを落とすことができます。

使い方としても上記の乾拭きと同様であり、ムラができた部分をブラシで擦れば大丈夫です。

もしこれでもシミやムラが落ち切らない場合は、
全体をワックスで馴染ませれば目立たなくなりますよ。

靴磨きと同じ要領ですね。

防水スプレーを使う際には種類や使い方に気をつけて、
できたら根本的にシミやムラができないようにしましょう。

それでも誤ってシミやムラができてしまった場合は、
しっかりと対策をするようにしてくださいね。

防水スプレーの正しい使い方を解説!

防水スプレーをするとムラになる 原因と対策を紹介します

防水スプレーですが普通に使っている人でも上記のように種類の違いに知らなかったりと、
案外正しい使い方を知らないことも多いです。

ですので続いて防水スプレーの正しい使い方について解説をしていきます。

・雨のたびに使う

防水スプレーですがフッ素型もシリコン型も、効果としてはそこまで長いものではありません。

雨でしたら1日で効果は切れますし、晴れだったら1週間程度で効果は無くなってしまいます。

なので、一度使ったら効果が持続するとは思わずに雨のたびに使うようにしましょう。

・30cmほど離して使う

防水スプレーを使う時には至近距離で吹きかけるのではなく、
30cmほど離して使うようにしましょう。

そのほうが全体に防水スプレー満遍なく吹きかけることができます。

・乾燥させてから使う

防水スプレーの主流となっているフッ素型の防水スプレーを使う場合ですが、
スプレーを吹きかけてから30分ほど乾燥させてから使うようにしましょう。

防水スプレーを使った直後ではまだまだ効果出ないので防水性能の意味がありません。

逆にシリコンタイプの場合は防水性能は低いですが、
即効性があるのですぐに使うことができます。

このように防水スプレーですがあくまでも簡易的なものと割り切って、
正しい使い方をするようにしてくださいね。

防水スプレーをするとムラになる 原因と対策を紹介しますのまとめ

防水スプレーですが、ムラになる場合はシリコン型の防水スプレーを、
革製品に使っていることが多いです。

シリコン型の防水スプレーはシリコンの膜を張るという性質から、
革製品の場合は通気性が悪くなりシミやムラができることが多いです。

防水スプレーは便利ですが、正しい使い方をしないとその効果も半減します。

ぜひ防水スプレーを正しく使って、梅雨の時期を乗り切ってくださいね!