医療制度は年収によって変わる?

  • 2024-06-04
  • 2024-06-04
  • 生活

大きな病気が見つかると不安ですよね。

体調はもちろんですが、医療費もかかるとなると、心配になります。

日本の場合、公的保険が充実していますから、その中で医療助成制度を使えばある程度は対応ができます。

ただこの医療助成制度は年収によって変わるのでしょうか?

ここではそんな医療助成制度と年収について解説していきます!

医療助成制度は年収によって変わる?

日本は国民皆保険であり、全員が保険に入っています。

保険によって安心して医療を受けられるだけでなく、医療助成制度もあるので、それらを活用することである程度は安心して医療を受けることができます。

ただこの医療助成制度ですが年収によって変わるのでしょうか?

結論から言えば、ものによります。

詳しく解説していきます。

医療助成制度は年収によって変わる?

一言で医療助成制度と言っても様々な種類があります。

そしてそれぞれが年収によって変わるかは違います。

年収によって変わるもの

例えば年収によって変わる医療助成制度には以下のものがあります。

限度額適用認定証

限度額適用認定証は医療費の上限を定める制度です。

こちらは公的保険の制度の1つなので誰でも申請して使うことはできます。

ただこの上限に関しては一律ではありません。

年収によって上限の区分が以下のように分類されます。

区分ア
年収 約1160万円以上~
標準報酬月額 83万円以上 

自己負担限度額 252600円+(医療費-842000円)×1%

区分イ

年収 約770万~1160万

標準報酬月額 53万円~79万円

自己負担限度額 167400円+(医療費-558000円)×1%

区分ウ

年収 約370万~770万

標準報酬月額 28万円~50万円

自己負担限度額 80100円+(医療費-267000円)×1%

区分エ

年収 ~370万

標準報酬月額 26万円以下

自己負担限度額 57600円

区分オ

非課税世帯

自己負担限度額 35400円

このように年収によって区分が変わるので、それに伴って自己負担限度額も変わるという仕組みです。

同じ区分で高額医療費制度もありますが、こちらの場合には最初は正規の料金を支払って、その後に区分との差額が還付されるという仕組みになっています。

なので大きな病気が見つかった場合には早めに限度額適用認定証を申請することで負担を少なくすることができます。

重度心身障害者医療助成制度

こちらは心身に重度の障害がある場合に、医療費の自己負担額が下がったり、上限が決まる制度です。

ただこちらですが、所得審査があり、一定額以上の場合にはこれらの助成を受けることができません。

年収によって変わらないもの

ただ年収によって変わらないものも以下にあります。

子供医療費助成制度

子供の医療費が無料になる助成制度も各区自治体では行われています。

こちらは運用は自治体になるので、内容は微妙に異なっているのですが、年収に関係なく子供に関する医療費の助成を受けることができます。

実際、筆者が住んでいる地域では年収に限らず、成人までの子供の医療費は無料となっています。

出産に関する助成制度

出産は病気ではないので自費診療になります。

ただそれでは出費が大変ということで、補助券や助成制度によって負担を少なくしています。

検診に関する補助券、また出産育児一時金など、出産に関する助成制度はいくつかありますが、それは年収によって制限されることはありません。

このように医療助成制度は年収によって変わるものと変わらないものがあります。

自分が使えるかよくわからない場合には、役所などに相談をしてみましょう。

そうすれば自分の年収や状況で使える助成制度を教えてくれます。

このような助成制度は聞かなければ教えてくれませんし、申請しなければ使うこともできません。

せっかくの公に認められた助成制度なので、使える人はしっかり活用するようにしてくださいね。

年収によっては民間保険もあり!

医療助成制度は上記のように年収によっては使えないことも多いです。

例え年収がそれなりにあっても、大きな病気が見つかるとそれなりのお金はかかることになります。

その場合、必要な医療助成制度を受けられないとなると心配ですよね。

なので、そのような時には民間保険を使うのも良いでしょう。

民間保険の場合、多数の商品の中から自分にあったものを選ぶことになります。

よくあるがん保険ではよりがんに対して手厚くすることができますし、精神疾患や女性特有の病気に特化した民間保険などもあります。

年収があるならそのような民間保険でしっかりカバーすることでより安心した生活を送ることができます。

当然、それらは罹患をしたらお金が給付されるので年収は関係ありません。

民間は保険の窓口で相談することで自分にあった保険を紹介してもらえます。

より安心をするために民間保険を考えるのもありですよ。

医療助成制度は年収によって変わる?のまとめ

医療費助成制度ですが、年収によって変わるものと変わらないものがあります。

自分がどれに該当するかわからない場合、役所などに相談することで教えてくれますよ。

また年収が高くて医療助成制度が使えない場合、民間保険でカバーするのもおすすめです。

自分に合った方法で万が一に備えるようにしてくださいね。