日本は国民皆保険であり、国民全員が保険に入っていますよね。
それによって安心して医療を受けることができるのですが、その中でも重要なのが限度額適用認定証です。
ただこの限度額適用認定証、自衛隊の場合はどうなるのでしょうか?
ここでは限度額適用認定証と自衛隊について解説していきます!
限度額適用認定証は自衛隊の場合はどうなる?

限度額適用認定証は医療費の上限を定める制度です。
病院にかかると思わぬ大きな病気が見つかることがあります。
その場合、体調はもちろんですが、医療費も心配になりますね。
ただそれでも限度額適用認定証を使えば、医療費の上限が決まるので、誰でも安心して医療を受けることができます。
ただこの限度額適用認定証は、自衛隊の場合はどうなるのでしょうか?
結論から言えば、使えます。
そしてそれは一般的な使い方と違いはありません。
詳しく解説していきます。
まず自衛隊の方も当然保険証は持っています。
自衛隊の場合は防衛省共済組合に加入し、それによって保険診療を受けることができます。
この保険証ですが、普通の保険証とちょっと違うのが自衛隊病院の場合には、全額が保険対象になるということです。
なので自己負担額なしで治療を受けることができます。
まあ自衛隊という特殊な職業ということで、これは納得できますね。
もちろん自衛隊病院以外の場合には、診療を受けると通常と同じ3割負担となります。
そして気になるのが限度額適用認定証ですね。
まず限度額適用認定証ですが、こちらの上限は一律ではありません。
年収や報酬月額に応じて、以下のような区分に分けられています。
区分ア
年収 約1160万円以上~
標準報酬月額 83万円以上
自己負担限度額 252600円+(医療費-842000円)×1%
区分イ
年収 約770万~1160万
標準報酬月額 53万円~79万円
自己負担限度額 167400円+(医療費-558000円)×1%
区分ウ
年収 約370万~770万
標準報酬月額 28万円~50万円
自己負担限度額 80100円+(医療費-267000円)×1%
区分エ
年収 ~370万
標準報酬月額 26万円以下
自己負担限度額 57600円
区分オ
非課税世帯
自己負担限度額 35400円
ここからも分かる通り、年収や報酬月額が低いほど自己負担額が低いということがわかります。
この区分は自衛隊でも同様です。
上記のように自衛隊の方は自衛隊病院では医療費はかかりません。
ですが、病気によっては当然自衛隊病院では対応できない、専門外ということはありますね。
その場合には、他の病院に行くことになるのですが、その時は通常の限度額適用認定証の使い方になります。
自衛隊病院以外は限度額適用認定証を使っても医療費はかかってしまいますが、
それでもやはり専門の治療を受けた方が良いので、それは仕方がないですね。
限度額適用認定証で気をつけること!

このように限度額適用認定証は自衛隊でも使い方は同じです。
なので限度額適用認定証を使う際の気をつけることも同様です。
続いて、そんな限度額適用認定証で気をつけることについて紹介していきます。
適用は同月1日から

限度額適用認定証ですが、適用は申請をした日の同月1日からになります。
なので治療や入院などの医療費が発生するのと、限度額適用認定証の申請が同月なら問題はありません。
ただそれが翌月の月跨ぎになってしまうと、先月分には適応されません。
この場合は高額医療費の申請をすることで、大体3ヶ月後に上記の区分との差額が払い戻されます。
戻ってくるとはいえ、一時的には正規の医療費を支払う必要があるので、限度額適用認定証は早めに申請するようにしましょう。
差額ベッド代は含まれない

入院が決まった場合、個室などにしたいと思うかもしれませんね。
それらはオプションとして通常の入院費に上乗せをされます。
ただ、そのようなオプション代、つまり差額ベッド代に関しては限度額適用認定証は適応されません。
その分の費用は自己負担になるので注意をしましょう。
使用期限がある

限度額適用認定証ですが使用期限があります。
限度額適用認定証は申請から1年間が使用期限です。
期限は限度額適用認定証にもしっかりと書いてあります。
それが過ぎると、使えなくなってしまうので、期限が近づいたら再度申請するようにしましょう。
使えるのは同一医療機関

限度額適用認定証ですが使えるのは同一の医療機関のみとなっています。
なので限度額適用認定証があるからといって、
いくつも医療機関を掛け持ちしても意味はありません。
また入院外来も別となっています。
他にも歯科も別となっているのですが、これは同一医療機関内の歯科であっても別です。
このように限度額適用認定証にはいくつか注意点があるので、
これらを理解した上で使うようにしましょう。
限度額適用認定証は自衛隊の場合はどうなる?のまとめ
限度額適用認定証は自衛隊でも同様となっています。
自衛隊は自衛隊病院の場合には医療費がかかりませんが、それ以外の病院の場合には医療費は通常通りです。
そしてその際には限度額適用認定証を使うことで医療費の上限が定まります。
他にも注意点なども同様です。
限度額適用認定証は大切な制度ですので、それらのことを理解した上で使うようにしてくださいね。