マイナ保険証の作成は寝たきりの人はどうすればいい?

  • 2024-08-01
  • 2024-08-01
  • 生活

今政府が進めているのがマイナ保険証ですよね。

マイナンバーカードと保険証が一緒になったこちらを使うことで、より便利に医療機関を受診することができます。

ただそんなマイナ保険証ですが寝たきりの人はどうすればいいのでしょうか?

ここではマイナ保険証の作成について解説していきます!

マイナ保険証の作成は寝たきりの人はどうすればいい?

マイナ保険証の運用が今整備されていますよね。

マイナンバーカードと保険証が一緒になったことで、様々な情報が一元化されます。

それによって便利に運用ができるのでメリットは大きいです。

ただマイナ保険証の作成ですが、問題は寝たきりの人です。

この場合、どうすればいいのでしょうか?

結論から言えば、寝たきりの人でも作ることは可能です。

詳しく解説していきます。

まずマイナ保険証ですがマイナンバーカードが必要となっています。

そしてマイナンバーカードと暗証番号がわかっているなら、マイナ保険証を作る方法は簡単です。

マイナ保険証を作る方法

その方法ですが、以下があります。

スマホで申請する

マイナ保険証ですが規定の機種でしたらスマホからでも申請が可能となっています。

やり方は簡単で、アプリのマイナポータルをダウンロードするだけです。

そしてスマホでマイナ保険証を読み取ったら、保険証利用申し込みを選択して申請をするだけです。

パソコンから申請

パソコンからの申請も同様に可能です。

パソコンの場合にはマイナポータルのページにいき、そこから保険証利用申し込みができます。

パソコンからの場合にはICカードリーダーが必要になりますので、注意をしましょう。

セブン銀行ATMから申請

人によっては上記のようなデバイスがないこともあるでしょう。

その場合、おすすめなのがセブン銀行ATMから申請です。

セブン銀行ATMですがセブンレイブンにはほとんどあります。

画面から選択をし、マイナンバーカードを差し込めばすぐに使えるようになります。

市町村窓口で申請

マイナ保険証の登録ですが、1人だと不安という人もいるでしょう。

その場合には、市町村役場の窓口から申請ができるはずです。

役場ではマイナンバーカードに関する課があります。

そこで補助を受けながら申請が可能となっています。

このようにマイナンバーカードからマイナ保険証を作る方法はいくつかあります。

マイナンバーカードと暗証番号がわかっているなら、本人確認をせずとも作ることができるので、家族が作ることができます。

マイナンバーカードを作っていない場合

ただここで問題なのがそもそもマイナンバーカードを作っていない場合です。

そうなるとマイナンバーカードから作る必要があるのですが、その際に寝たきりで代理の人が作るとなると大変です。

まず、マイナンバーカードで代理人が申請し、代理人が受け取る場合には以下のことが必要になります。

・交付通知書

・ご本人の本人確認書類

・代理人の本人確認書類

・代理権者の確認書類

・通知カード

・住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)

・マイナンバーカード(お持ちの方のみ)

・本人の受け取りが困難であることを証する書類

見るだけで必要なものが多くて大変です。

またマイナンバーカードを作る際にも本人の顔写真が必要になります。

これらの準備に関しては自分で行うよりも役所などに相談をしたほうがスムーズです。

政府ですが現行の保険証は2024年12月には廃止をして、マイナ保険証の運用の一本化を目指しています。

マイナンバーカードの交付率は75%ほどとなっており、まだ完全には行き届いていません。

早めに準備をして、寝たきりの人でもマイナ保険証が使えるようにしてくださいね。

寝たきりの人のマイナ保険証運用の課題

寝たきりの人の場合、介護施設に預けられていることも多いです。

その場合、マイナ保険証になると運用の課題はあります。

続いてそれらについて紹介をしていきます。

セキュリティの不安

寝たきりで介護施設に家族を預けている場合、現在は保険証を一緒に預けることが多いです。

それによって緊急で病院に行く必要がある場合も保険証を使って診察を受けることができます。

ただマイナ保険証になると、情報が集約されているため、介護施設で預かるにはセキュリティ面の不安が叫ばれています。

マイナ保険証に加えて暗証番号まで知っていると、それを使って外部の人が不正に使うことは容易となっています。

介護施設としても正直、そのようなものは預かりたくないですよね。

顔認証の問題

マイナ保険証ですが、暗証番号を排除した顔認証の物も作ることは可能です。

これによって言わば現行の保険証の顔認証バージョンが作ることができます。

ただ顔認証ですが、寝たきりになると顔の変化も大きいです。

写真を正面から撮ることも難しいことが多いので、しっかり使えるかも疑問になっています。

マイナ保険証の運用ですが、今でも現場からの不安の声はあります。

マイナ保険証を進めるのは良いですが、現場にもわかりやすく柔軟な対応を、政府にはしてもらいたいですね。

マイナ保険証の作成は寝たきりの人はどうすればいい?のまとめ

マイナ保険証の作成ですが、マイナンバーカードと暗証番号がわかっているのなら、代理の人でも簡単に作ることができます。

ただそもそもマイナンバーカードがなければ作るのは大変です。

介護の現場などでも不安な声は多く、政府には柔軟に対応をしてもらいたいですね。