事務の仕事をしたいと考えている人は多いですよね。
その事務の中でも人気があるのが調剤薬局事務です。
ただ、調剤薬局事務ですが暇と聞きましたがほんとうなのでしょうか?
ここでは調剤薬局事務が暇について解説していきます!
調剤薬局事務は暇と聞きましたがほんとう?
調剤薬局事務はその名の通り、調剤薬局で働く事務になります。
仕事内容としては受付や会計、処方箋入力、レセプト請求などがあり、調剤薬局の規模によっても仕事の内容は異なります。
医療事務のくくりに入り、専門的なことも多い調剤薬局事務で働いてみたいと思う人は多いです。
そんな調剤薬局事務ですが暇というのはほんとうでしょうか?
結論から言えば、それは調剤薬局によります。
詳しく解説をしていきます。
調剤薬局事務の仕事自体は上記のように多く、また専門的なことも多いです。
なので初めてでしたらどうしても慣れるまでには時間がかかるでしょう。
ただ、仕事に慣れてしまえばある程度気楽に仕事はできます。
そして暇かどうかは調剤薬局によります。
一般的に、町の小さな調剤薬局の場合、調剤薬局事務は1人から2人程度が適正な人数です。
それに加えて薬剤師も同様に1人から2人おり、仕事を回します。
1日の処方箋が70枚前後でしたら、十分その人数でも回ります。
ただ仮にこれよりも人数が多い場合、またお客さんが少ない場合には当然暇になります。
普通の事務の場合には、お客さんに関係なく経理などを行うことが多いでしょう。
しかし、調剤薬局事務の場合にはお客さんの対応がメインの仕事になるので、お客さんが少ないとどうしても暇になる時間はあります。
その場合には調剤薬局事務の人数が調整されることがあるかもしれません。
仕事は忙し過ぎても、暇過ぎても辛いです。
せっかく調剤薬局事務として働いていも、やることがないというのも嫌ですから、暇になったら自分でできることを探すようにしましょう。
調剤薬局事務の仕事について!暇なら資格の勉強していい?
調剤薬局事務の仕事ですが、詳しく知りたいですよね。
続いて調剤薬局事務の仕事について詳しく解説していきます。
会計業務
調剤薬局事務の場合、裏方というよりは会計を前に立って会計を行うことが多いです。
お客さんに対して接客をする必要があるので、笑顔や思いやりも大切になります。
調剤薬局ということで、お客さんの中には体が不自由な方も多いです。
その場合、移動が辛かったり、会計に時間がかかるなどのことがあります。
その時に、さっと自分から動いて配慮ができるなどの必要性があります。
処方箋入力
調剤薬局事務ですが多くの場合には処方箋を一度パソコンに打ち、そこから調剤を行います。
調剤は薬剤師の仕事になるのですが、処方箋入力に関しては調剤薬局事務が行うことが多いです。
その際、入力を間違えてしまうと、調剤ミスやレセプト不備が発生することがあります。
どちらも医療ミスに当たり、防がなければいけない事例です。
調剤薬局では処方箋入力は調剤の際にダブルチェックを義務付けているところも多いです。
薬剤師からも確認をお願いされることがあるので、その際にはしっかり確認するようにしましょう。
このようなことから調剤薬局事務では特に処方箋入力は気をつけるようにしてくださいね。
レセプト請求
調剤薬局事務に限らず、医療系の事務で重要なのがレセプト請求です。
こちらは、保険者に正しい医療費を請求する業務のことを指します。
通常、私たちは保険に加入していることにより、医療費は3割負担で済んでいますよね。
この場合、実際の医療費は医療機関が保険者に対して請求をすることができます。
このレセプト請求は医療機関にとって大切な収入になります。
またミスがあった場合には、過剰請求につながることがあるので注意が必要です。
このように調剤薬局事務ですが主な仕事としては以上になります。
もちろんこれらの業務に加えて職場によって業務が加わります。
調剤薬局事務で使える資格
ただそれでも結局、暇な時は暇なことも多いです。
その時ですが、資格取得の勉強をするのも良いでしょう。
調剤薬局事務ですが働く際に資格は必要ありません。
ですがそれでもいくつか調剤薬局事務に関する民間資格はあります。
その例としては以下が挙げられますね。
・調剤薬局事務実務士
・調剤事務管理士
・調剤報酬請求事務専門士
これらの資格は通信教育でも取ることができますし、テキストもあります。
資格を取ることでより業務も捗りますし、薬に関する基礎知識も付きます。
もし調剤薬局事務で暇な場合には、上司の許可を取りこれらの資格取得を目指してはいかがでしょうか?
きっとそれがスキルになり、やりがいにもつながりますよ。
調剤薬局事務は暇と聞きましたがほんとう?のまとめ
調剤薬局事務ですが暇かどうかは職場によります。
調剤薬局事務の仕事は会計や処方箋入力、レセプト請求など多岐にわたります。
ただそれでも人数が多かったり、お客さんが少ない場合には暇になってしまいます。
その場合、資格取得を目指すのも良いでしょう。
調剤薬局事務に関する資格はいくつかあるので、それらを勉強することでスキルが身につきます。
ぜひ暇でも調剤薬局事務としてやれることを見つけてみてくださいね。