事務の仕事をしたいと考えている人は多いでしょう。
その場合、人気なのが調剤薬局事務ですね。
調剤薬局内の事務として働きたいという人は多いですが、その場合、調剤薬局事務の薬局内の人数はどのくらいなのでしょうか?
何か法律はあるのでしょうか?
ここでは調剤薬局事務の人数について解説していきます!
調剤薬局事務の薬局内の人数はどのくらい?何か法律がある?
調剤薬局事務は文字通り調剤薬局内で働く事務となっています。
会計や接遇の他にもレセプト請求、薬剤師のサポートなど、その仕事は多岐に渡り必要とされることも多い仕事です。
そんな調剤薬局事務ですが薬局内の人数はどのくらいなのでしょうか?
結論から言えば、決まりはありませんが、個人経営の小さな調剤薬局場合には1人から2人が適正でしょう。
詳しく解説していきます。
まず調剤薬局事務ですが薬局内に何人おかなければならないという法律はありません。
ですので本当に小さな調剤薬局になると薬剤師だけで回すこともあり、調剤薬局事務自体がいないということも多いです。
ただ事務仕事まで薬剤師が行うと業務負担がかかるだけでなく、コストもかかってしまいます。
調剤薬局事務ですが薬剤師に比べても年収は高くなく、パートで働いている人が多いです。
なのでコストを抑えることができるので、調剤薬局事務が配置されていることが多くなっています。
そんな調剤薬局事務ですが薬局の規模によって人数は違います。
ただ上記のように個人経営の小さな調剤薬局の場合、来客数は1日でも80人から100人ほどということが多いです。
そしてその全てで調剤が必要というわけではありません。
そのぐらいの規模になると、大体は薬剤師が1人から2人、そして調剤薬局事務が1人から2人ぐらいが適正でしょう。
会計や受付、事務処理は調剤薬局事務に任せて、薬剤師は調剤に専念するというのがよくある形です。
もちろん大きな調剤薬局になると調剤薬局事務の人数は増えていきます。
しかしそれでも、調剤薬局事務の需要に対して供給が少ないのが現状であり、1つの求人に対して多くの募集があるのが現実です。
どうしても競争率が高くなってしまいますが、もし求人を見つけたら自分をアピールできるように頑張りましょう。
調剤薬局事務の仕事について!資格は必要?
調剤薬局事務ですがどのような仕事をするかも気になりますね。
また調剤薬局事務をするにあたって資格は必要なのでしょうか?
続いてそれらについて紹介をしていきます。
まずは調剤薬局事務の仕事についてです。
主な調剤薬局事務の仕事としては以下のことが挙げられます。
会計業務
事務の場合、普通は事務室で経理などを担当することが多いですよね。
しかし調剤薬局事務の場合には会計など接客対応をすることも多いです。
患者さん、お客さんの前に立つことになるので笑顔が非常に大切です。
また体が不自由な方も来られることが多いので、どうしても会計に時間がかかってしまうことがあります。
その際に、話しかけるなどの配慮が必要になります。
薬剤師の補助
調剤薬局事務ですが薬剤師の補助を行うこともあります。
調剤薬局という仕事場な以上、薬剤師と常に仕事をすることになります。
もちろん調剤や説明などは薬剤師が行うのですが、ダブルチェックや処方箋の整理に関しては調剤薬局事務が行うことが多いです。
円滑にコミュニケーションを取ることが仕事でも必要になりますので、
しっかりと行うようにしましょう。
レセプト請求
調剤薬局に限らず、医療系の事務において最も重要なのがレセプト請求です。
通常、私たちは保険を使って医療費は3割しか払うことがありません。
しかし、医療機関は保険者に対して、残りの医療費を請求することができます。
こちらはレセプト請求です。
このレセプト請求は決められた期間に請求をする必要があります。
また医療費の多くを受け取れるということで、調剤薬局の経営にも大きく影響をします。
間違いなく確実に行わなければならないので重要な仕事となっています。
これら以外にも調剤薬局事務には細かな仕事がありそれらは職場によって違います。
なのでしっかりと職場での仕事を覚えるようにしましょう。
調剤薬局事務の資格について
調剤薬局事務ですがこのように専門的な業務を行うことがありますが、資格は必要なのでしょうか?
こちらですが、資格は必要ありません。
調剤薬局事務において行うための資格はないので、誰でも行うことができます。
ただ上記のように調剤薬局事務は倍率が高い仕事です。
未経験よりは経験者の方が雇われやすいですし、就職に有利な民間資格は以下のようにいくつかあります。
・調剤薬局事務実務士
・調剤事務管理士
・調剤報酬請求事務専門士
これらは通信教育でも取れるので、取っておくと就職には有利でしょう。
ぜひしっかりと準備をした上で調剤薬局事務を目指してくださいね。
調剤薬局事務の薬局内の人数はどのくらい?何か法律がある?のまとめ
調剤薬局事務ですが薬局内の人数としては、小さな個人経営の場合には1人から2人が適正となっています。
これらは職場の規模によって違いますが、決して多くはありません。
なので募集を見つけたらすぐに応募をするようにしましょう。
競争率が高い調剤薬局事務ですが、しっかり準備をすればきっと内定をもらうことができますよ。