病院の管理栄養士はいつから始まった?

  • 2024-10-23
  • 2024-10-23
  • 生活

栄養に関する資格と言えば管理栄養士ですよね。

医療機関や教育機関など、様々な場所で仕事ができる管理栄養士は需要が高いです。

そんな管理栄養士に興味があって目指しているという人は多いでしょう。

ただ病院の管理栄養士ですがいつから始まったのでしょうか?

ここでは管理栄養士の歴史について解説していきます!

病院の管理栄養士はいつから始まった?

大きな病院では管理栄養士は当たり前のように勤務をしています。

病院では入院食の献立作りや調理、栄養指導が主な仕事となっており、食から患者の健康を支えています。

そんな管理栄養士ですがいつから始まったのでしょうか?

結論から言えば、正式な資格として認められたのは1985年からになっています。

詳しく解説していきます。

管理栄養士は国家資格となっています。

管理栄養士になるためには栄養士として実務経験を積むか、指定のカリキュラムが組まれた大学を卒業する必要があります。

その上で国家試験に合格することでやっと管理栄養士になることができます。

合格率としては60%前後であり、簡単に取れる資格ではありません。

そして管理栄養士と間違えやすいのが栄養士となっています。

栄養士について

管理栄養士と栄養士は別々の資格となっています。

まず栄養士ですが、こちらも給食の献立作りや栄養指導などを行う仕事となっています。

ただ栄養士の場合には、短大や専門学校を卒業すれば取得をすることができ、資格も都道府県知事から交付がされます。

歴史としてはこの栄養士の方が先になっています。

健康や栄養学については昔から進められてはいたものの、正式な資格は存在していませんでした。

それが戦後に法が整備されたことで、1947年、栄養士法に基づいて栄養士が誕生しました。

栄養士が戦後の食料不足や栄養教育に大きく貢献したとされており、その後、日本にはなくてはならない資格として認知をされていきます。

それに伴い栄養士の数が増えていくと、今度は栄養士をまとめる人材が必要になりました。

1985年、そこで生まれたのが管理栄養士です。

管理栄養士について

管理栄養士は国家資格となっており、栄養士の上位互換的な資格となっています。

栄養士の業務に加えて、食育や病気を予防するという観点からの栄養指導、食事指導、また入院患者に対しての食の管理が業務としては追加されています。

なので管理栄養士は栄養士を管理する立場であり、医療の側面からもより責任のある仕事をするという資格となっています。

医療法では病床数が100以上の一般病院の場合には管理栄養士が1名以上、特定機能病院の場合には病床数にかかわらず管理栄養士を1名置く必要があります。

その結果、大きな病院には管理栄養士が配置をされるようになり、食の観点から患者の健康が支えられるようになりました。

食というのは患者の回復には欠かすことができません。

チーム医療の一員としても管理栄養士は認知をされており、なくてはならない存在となっています。

病院での管理栄養士の仕事を紹介!

病院での管理栄養士ですが具体的にどのような仕事をしているかも気になりますね。

続いてそれらについて、詳しく解説していきます!

献立作り

まずは主な業務として挙げられるのが献立作りです。

管理栄養士の場合には入院食の献立を作る必要があります。

ただこれも、患者の状態に合わせて献立を作ることが大切です。

患者の中にはうまく食事が取れない人、誤嚥をしやすい人、アレルギーがある人、薬を飲んでいる人など様々です。

患者の一人一人の状態に合わせて、献立も細かく調節する必要があります。

また入院食以外にも、社員食堂の献立を作ることもあります。

食材発注

献立を作るのはなんでも良いわけではありません。

食材発注をする際にも、なるべくロスなくそして予算に応じて発注をする必要があります。

そのために業者の選定や、量の調整もするようにします。

調理

管理栄養士ですが、献立を作るだけでなく調理も兼任することが多いです。

衛生面も気をつけた上で、調理をしなければなりませんし、大量に作るのは体力仕事でもあります。

栄養指導

入院食以外にも栄養指導も管理栄養士の大切な仕事となっています。

糖尿病や肥満など、生活習慣病において食事の占める割合は多くなっています。

なので外来や入院を問わず、管理栄養士はそれらの疑いがある人には、とにkかく栄養指導をすることが必要となります。

栄養指導も継続ができなければ意味がないですから、患者が継続できるように工夫をし、経過も観察する必要があります。

嚥下機能評価

食事を飲むこむ力を評価する嚥下機能評価も管理栄養士は参加することがあります。

患者の状態に合わせた食事を用意し、それで検査をすることで患者の状況を把握します。

このように管理栄養士の病院業務は様々であり、日々患者のために忙しい毎日を送っています。

病院の管理栄養士はいつから始まった?のまとめ

病院の管理栄養士ですが始まったのは1985年からです。

それまでは1947年に制定された栄養士の資格のみであり、栄養士を管理することや、

医療観点からの栄養士が必要とされたことで国家資格が作られました。

病院の管理栄養士の業務は様々です。

ただやりがいは非常に感じる仕事ですので、ぜひ目指してみてくださいね。