介護福祉士は今は社会に必要な職業ですよね。
高齢者の介護に必要不可欠な介護福祉士は、
より多くの人手を求めており、なりたいと思っている人も多いです。
しかしそんな介護福祉士ですが不正受験事例があるのをご存知でしょうか?
ここでは介護福祉士の不正受験事例について解説していきます!
介護福祉士の不正受験事例について解説します
介護福祉士は介護業界の中では唯一の国家資格になっています。
そのため介護福祉士になるためにはいくつかのルートがありますが、国家試験に合格をする必要があります。
そしてこちらに問題なく合格すれば、もちろん介護福祉士の免許はもらうことができます。
しかし、ごく稀に不正受験事例があるのも事実です。
そちらについて詳しく解説していきます。
介護福祉士の不正受験ですが、替え玉受験などははっきり言ってそうありません。
受験をする際に本人確認がありますし、替え玉を用意するぐらいなら、しっかりと自分で勉強をした方がよほど安全に合格をすることができます。
介護福祉士の不正受験事例で多いのは実務経験のごまかしとなっています。
上記のように介護福祉士ですがなるためにはいくつかのルートがあります。
よくあるのが介護福祉士の養成学校に通うパターンですね。
その場合には養成学校で組まれたカリキュラムに沿って必要単位を取得し、国家試験を受験することができます。
ですがそれ以外のルートとしては現場で経験を積む、叩き上げルートがあります。
介護施設ですが、介護福祉士の資格を持っていなくても働くことは可能です。
その場合には、被介護者の直接的なケアや介護をすることはできませんが、主に介護福祉士の助手として業務を行います。
そのような業務を3年以上(従業期間1095日以上、従業日数540日以上)行い、介護職員実務者研修を受けることによって介護福祉士の国家試験を受けることができます。
この実務経験ですが、国家試験を受ける際に施設管理者に記載をしてもらって証明書を提出する必要があります。
ただその際に介護福祉士職員欲しさに共謀をして水増しをしたり、証明書に不正を行い不正受験が行われた事例があります。
こちらですが、はっきり言って犯罪になります。
従業期間を偽ると罪としては免状不実記載罪という罰則に該当する可能性があります。
こちらは介護福祉士に限らず受験をする際に実務経験を偽ったり、偽の証明書使うと罰せられる刑になります。
この場合1年以上の懲役または20万円以下の罰金の処される可能性があります。
そしてもちろん試験に合格をしていても取り消されます。
またこちらですが、勤務先も罰せられる可能性があります。
実務経験を勤務先も知った上で偽った場合には共犯として罰せられます。
そうなると勤務先の社会的信用は落ちますし、営業もままならなくなる可能性があります。
このように不正受験をしてもはっきり言って良いことはありません。
介護福祉士の国家試験はしっかりと勉強をすれば受かります。
なので真面目に勉強をして不正受験などしないようにしてくださいね。
介護福祉士になるには何年かかる?ルートごとに紹介!
介護福祉士ですがなるためには年数はルートごとに違います。
それぞれのルートごとに紹介をしていきます。
実務経験ルート
まずは上記のような現場叩き上げの実務経験ルートです。
この場合には3年の実務経験が必要となっています。
その間は介護助手として施設で経験を積むようにしましょう。
施設によっては介護助手のキャリアアップとして、介護福祉士になることを推奨していることも多いです。
未経験からでも介護福祉士を目指すことができるので、社会人にもおすすめのルートとなっています。
養成施設ルート
大学や短大、専門学校で必要単位を取得することで介護福祉士を目指すことができます。
この場合1年から2年で介護福祉士を目指すことができます。
こちらですが実は平成29年度までは、養成施設を卒業するだけで介護福祉士の免許を取得できました。
ただ法改正により令和9年度以降に卒業する人は国家試験に合格しなければならなくなりました。
令和8年度までに卒業した人は、卒業後5年間は申請をすれば介護福祉士として働けるという措置がありますが、
令和9年度以降も介護福祉士として働く場合には国家試験に合格をする必要があります。
なので卒業の際に国家試験を受ける方がほとんどです。
福祉高校ルート
高校の際に福祉系の学科がある学校に通えば介護福祉士を目指すことができます。
その際には3年かけて必要単位を取得し、卒業時に国家試験を受けることができます。
なので早くから介護福祉士を目指したいと思った場合にはおすすめのルートです。
介護福祉士を目指すルートとしては以上になります。
あとは一応海外実習生ルートもあり、この場合には実務経験3年以上の条件があります。
自分にあったルートで介護福祉士を目指すようにしてくださいね。
介護福祉士の不正受験事例について解説しますのまとめ
介護福祉士ですが不正受験事例としては実務経験の水増しが挙げられます。
この場合、免状不実記載罪という罪に当たり、当人やその施設まで罰則になる可能性があります。
なのでしっかりと勉強をして、正々堂々と国家試験に合格するようにしてくださいね。