今社会に必要な職業として介護福祉士に注目が集まっていますよね。
介護は社会問題になっているからこそ、介護福祉士を目指して社会貢献をしたいと考えている人は多いでしょう。
そんな介護福祉士ですが資格の欠格事由というのはご存知でしょうか？
ここでは介護福祉士の資格欠格事由について解説をしていきます！
介護福祉士の資格欠格事由について解説します
介護福祉士は介護系の中でも唯一の国家資格となっております。
介護福祉士は介護施設で介護士と呼ばれる人々のことです。
高齢者の介護から身体ケアを行うことで、被介護者の体調を管理すると共に、介護家族の負担を減らします。
それによって家族の絆を保つ大切な役割があります。
そんな介護福祉士ですが欠格事由というものがあるのをご存知でしょうか？
こちらについて詳しく解説をしていきます。
欠格事由とは介護福祉士に相応しくない人物や行動を行なった場合に、資格を権利者権限によって剥奪ないし一定期間の停止を求めることができることを言います。
この欠格事由自体は介護福祉士に限らず、国家資格には多くあります。
医師などの医療系はもちろんのこと警察官や公務員にもありますね。
そしてその内容も職業によって様々です。
介護福祉士の欠格事由は
介護福祉士の欠格事由については以下のことが挙げられます。
精神機能障害により業務が正常にできないと判断された場合
介護福祉士ですが国家試験に合格後、社会福祉振興・試験センターに免許を登録する必要があります。
その際医師の診断書が必要になるのですが、精神障害がないかどうかのチェックはなされます。
介護施設は大切な家族を預かります。
その時に介護福祉士が何かしらの異常があると大きな事件にもつながりやすいです。
それらを防ぐために、介護福祉士に精神障害がないかどうかのチェックがなされます。
禁錮以上や罰金刑に処された場合
また大きな事件を起こした場合にも介護福祉士の欠格事由に該当をします。
小さな事件や事故などの場合には起こしても欠格事由には該当しません。
しかし逮捕収監されるほどの事件を起こした場合には介護福祉士の欠格事由に該当をし、免許を剥奪される可能性があります。
ただこちらですが前科があっても刑罰を終えて2年ほど経過すれば、介護福祉士の欠格事由の対象からは外れます。
介護福祉士として相応しくない行為をした場合
介護福祉士ですが社会的役割も大きく、品行方正さが求められる仕事となっています。
そんな介護福祉士に相応しくない行動をした場合には欠格事由に該当をします。
例えば飲酒運転や窃盗、万引き、性犯罪などがそれに該当をします。
それらは信用失墜行為と呼ばれます。
秘密の漏洩をした場合
介護をする際には被介護者やその家族の情報を知ることは多いです。
ただこちらは大切な個人情報であり、介護福祉士の判断で漏洩をすることはできません。
それらをした場合には秘密の漏洩をしたとして処罰が下されることがあります。
このように介護福祉士の欠格事由は様々です。
ですが欠格事由を見てわかる通り、真面目に生活をしていればまずこれに引っ掛かることはありません。
なので真面目に介護福祉士として働いていればまず欠格事由を気にすることはありませんから、
安心してくださいね。
介護福祉士のやりがいを紹介！
介護福祉士ですが非常にやりがいを感じることができる仕事です。
続いてそんな介護福祉士のやりがいについて紹介していきます。
介護者が回復するのを見ることができる
介護福祉士ですが介護ケアをするだけが仕事ではありません。
被介護者が自立した生活ができるようにフォローすることも大切な仕事です。
そして中には様々な医療職の方々の協力のもと、要介護の状態から回復をする方もいられます。
介護福祉士としてそのような人と接し、回復を間近で見ることができるのは、非常にやりがいを感じることができそうですね。
感謝をされる
介護福祉士ですが感謝をされたくて仕事をしている人はいません。
しかしそれでも仕事の中で、被介護者やその家族から感謝をされると、やはり嬉しくなります。
直接的に感謝をされるのは介護福祉士のようなエッセンシャルな仕事の醍醐味と言えます。
このように介護福祉士にはやりがいがたくさんあります。
実際、介護福祉士はハードな仕事ですし、賃金も決して多くはありません。
ただそれでも介護福祉士として働いている人の多くはやりがいを感じて楽しく働いています。
そのような気持ちを感じることは仕事をする上では非常に重要です。
ぜひ介護福祉士としてやりがいを感じながら楽しく働くようにしてくださいね。
介護福祉士の資格欠格事由について解説しますのまとめ
介護福祉士には資格欠格事由があります。
こちらは介護福祉士に相応しくない行動した場合や精神障害が見受けられる場合に、介護福祉士の資格を剥奪されることを言います。
これは介護福祉士に限らず国家資格を持つ資格職ならほとんどがあります。
ただ普通に仕事をしていればこの欠格事由に該当することはほぼありません。
介護福祉士はやりがいを感じることができる良い仕事です。
ぜひ介護福祉士として誇りを持って欠格事由など関係ないような仕事をしてくださいね。