社会に必要な仕事として今注目が集められているのが介護福祉士ですね。
介護福祉士は高齢者の介護を行うことで、介護家族の負担を減らし、家族の絆を取り持つ大切な仕事です。
そんな介護福祉士として働きたいと思っている人もいるでしょう。
ただ介護福祉士ですが資格を取ったら旧姓のままでもいいのでしょうか?
ここでは介護福祉士の資格と旧姓について解説をしていきたいと思います!
介護福祉士の資格は旧姓のままでもいい?
介護福祉士は国家資格を持った資格職です。
介護福祉士は主には高齢者施設に所属をして高齢者の介護を行います。
それによって介護家族の負担を減らす他、高齢者の健康維持、そして家族の絆を取り持つことができます。
日本は今少子高齢化社会となっており、介護問題というのも大きな問題となっています。
だからこそ介護福祉士の働きというのは非常に大きくなっており、今後より需要が高まる職業と言えるでしょう。
そんな介護福祉士ですが国家資格ということで、免許申請の際には氏名を登録する必要があります。
この後、結婚や離婚などで姓が変わった場合には資格は旧姓のままでも良いのでしょうか?
結論から言えば変更が義務付けられています。
詳しく解説していきます。
介護福祉士ですが現在のルールとしては登録証に変更があった場合には、それを社会福祉振興・試験センターに届け出る必要があります。
その際に必要な書類としては以下が挙げられます。
・登録事項変更届書
・貼付用紙
・振込払込受付証明書の原本
これらは全て社会福祉振興・試験センターのホームページから、ダウンロードすることができます。
それに加えて
・登録証の原本
・手数料1200円
・戸籍抄本
を準備します。
あとはこれらを封筒に入れて、社会福祉振興・試験センターへ郵送をすればOKです。
そして1ヶ月もすれば新しい登録証が届くのでそれを受け取ればOKです。
姓の変更があったのにこの変更手続きをしないと、免許の効力がありません。
変更を忘れていたからといってすぐに罰則ということはありませんが、登録をしないと不便なことも多いので、変更があったら早めに対応をするようにしましょう。
ちなみに医師や看護師、薬剤師といった職種は登録証が旧姓のまま使えるようになっています。
他の医療職でも同じような仕組みになっているものは多く、介護福祉士や社会福祉士が旧姓が認められていません。
これは理由どうこうよりも慣例的になっているのに過ぎない印象です。
実際、介護福祉士でも旧姓のまま使用が可能になれるようにする動きは出ており、国会の議題にも上がっていたりします。
他の職業がそうである以上、介護福祉士だけができないというのも確かに変な話ですもんね。
ですので近いうちに介護福祉士も旧姓のままの登録が可能になる日は来るでしょう。
介護福祉士のキャリアアップについて解説!
介護福祉士ですが長く働いているとキャリアアップをしたいと考える人も多いです。
そんな介護福祉士のキャリアアップですが、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
続いて紹介をしていきます!
介護福祉士のキャリアアップですが以下のものが挙げられます。
認定や上位資格を取る
介護福祉士には認定資格や上位資格があります。
これらを取ることでキャリアアップ、また給料のアップなどがあります。
具体的には認定介護福祉士や社会福祉士などがあります。
認定介護福祉士の場合、実務としては5年以上と、600時間ほどの研修を終え、審査をクリアすればなることができます。
認定介護福祉士を持つことで教育指導を行えるようになるので、管理職になりたい場合には取得がおすすめです。
また介護福祉士から社会福祉士の資格を取るのもおすすめです。
社会福祉士は社会福祉サービスの提供や相談といったことをする職種です。
介護福祉士の親和性も高く、ダブルライセンスを持っている方も多いです。
社会福祉士になると介護施設以外でも病院や学校、公的機関で勤務をすることも多いです。
ケアマネージャーになる
介護福祉士からケアマネージャーになることもよくあるキャリアアップですね。
ケアマネージャーは被介護者や家族の希望に合わせて、介護プランを作成する人物のことを指します。
その他にも生活相談や介護保険の適応にもケアマネージャーは必要になります。
介護福祉士からケアマネージャーですが介護福祉士としての実務を5年以上行う必要があります。
その上で試験に合格をする必要があるので取得は大変です。
ただその分、キャリアアップには大きいのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
このように介護福祉士にはキャリアアップをする方法がいくつかあります。
ぜひ自分の将来を見据えてキャリアアップを目指すようにしてくださいね。
介護福祉士の資格は旧姓のままでもいい?のまとめ
介護福祉士の資格ですが、姓に変更があったら申請をする必要があります。
その際には必要書類を準備して社会福祉振興・試験センターに申請をするようにしましょう。
ただこれも今後、旧姓のままで登録がよくなる可能性はあります。
介護福祉士ですがキャリアアップの方法はいくつかあります。
ぜひ自分の将来を考えた上で、キャリアアップするようにしてくださいね。