作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由

  • 2024-12-25
  • 2024-12-25
  • 生活

病院には様々な医療従事者が働いています。

その中でもリハビリスタッフとして勤務をしているのが作業療法士や理学療法士ですよね。

この2つの医療職ですが、作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由としてはどのようなことがあるのでしょうか?

ここではそんな作業療法士と理学療法士について解説をしていきます!

作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由

医療職には様々な職がありますが、その中でも接する機会が多いのが作業療法士や理学療法士です。

若い方でも怪我をした場合など、リハビリでこれらの方々にお世話になった人も多いでしょう。

ただ素人からすると作業療法士と理学療法士の違いっていまいちよくわからないですよね。

作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由としては、どのようなことが挙げられるのでしょうか?

まずは紹介していきます。

作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由として挙げられるのは以下のことがあります。

スポーツで怪我をしてお世話になったことがあるから

まず作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由として多いのが、自身が理学療法士にお世話になった経験があるからです。

作業療法士と理学療法士の大きな違いとしてはリハビリの分野が違います。

理学療法士の場合にはリハビリの内容としては基本動作の回復となっています。

こちらは立つ、座る、歩けるなどの動作ですね。

理学療法士にリハビリを受けるのは高齢者もありますが、それ以外にはスポーツで怪我をした若い人も多いです。

怪我によって機能が落ちた体を元に戻すのが仕事となっています。

一方作業療法士の場合には、日常動作の回復というのがリハビリの内容となっています。

食事ができる、お風呂に入る、洋服が着られるなどがありますね。

この場合、高齢者の他にも精神障害を持った方なども対応をすることがあります。

このように理学療法士と作業療法士では仕事内容が違うのですが、理学療法士の場合にはスポーツで怪我をしてお世話になった方が目指すことが多いです。

リハビリは長期間になりますし、理学療法士とは顔馴染みになって信頼関係が築かれます。

そしてそのような経験から自分も理学療法士を目指すという人が多いのですね。

スポーツトレーナーとして働きたい

理学療法士ですが病院で働く以外にも働き場所はあります。

スポーツクラブや高齢者施設などがありますが、スポーツトレーナーとして働くことも可能です。

中にはプロチームや実業団のトレーナーとしてチームに帯同することもあります。

スポーツ選手を支えたいと思った場合には、作業療法士よりも理学療法士の方が良いですね。

理学療法士として独立したい

理学療法士ですが独立開業をすることも可能です。

ただ、病院で行われるようなリハビリは理学療法士が独立して行うことはできません。

それは法律によって定められており、理学療法士のリハビリは医師の指示のもとで行うと定められているからです。

ただ理学療法士としての知識や経験を生かして、例えばアスレチックトレーナーとして教室を開いたり、

パーソナルトレーナーとして個人契約をすることは可能です。

今はフィットネスや筋トレがブームとなっているので、そのような需要にも応えることができるでしょう。

給料が高いから

理学療法士と作業療法士ですが、どちらもリハビリに取って大切な仕事です。

そして働く上で大切なのが給料です。

理学療法士と作業療法士ですが、給料は理学療法士の方が若干高い傾向があります。

平均の年収ですが、作業療法士は年収400万円ほどで理学療法士は420万円ほどとなっています。

もちろんこれらは病院の規模や働き方によって違いますが、どうせ働くのなら給料はやはり高い方が良いですよね。

このように同じリハビリ職でも、作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由としてはいくつかのことが考えられます。

理学療法士のやりがいを紹介!

理学療法士ですがやりがいを持って働いている人が多いです。

そんな理学療法士のやりがいを紹介していきます。

患者さんの機能が回復をした時が嬉しい

理学療法士によるリハビリは長期間です。

時にはなかなか成果が出なくて辛くなることもあるかもしれません。

しかし逆に、ゆっくりと時間をかけて最終的に機能が回復をした時は、達成感を感じることができますね。

患者さんがリハビリを楽しくやってくれていた時が嬉しい

リハビリは楽しい雰囲気作りも大切です。

病は気からと言いますがこれはあながち間違っていません。

理学療法士が雰囲気作りをして患者さんにリハビリを楽しんでもらうことで、理学療法士と患者さん両方がやる気が出ますね。

チームでリハビリに取り組めるのが楽しい

理学療法士ですが一人で仕事を行うことはありません。

他のリハビリスタッフも交えてチームを組んでリハビリに取り組みます。

これらは医療職だからこそであり、チームで取り組む楽しさはやりがいに繋がりますね。

作業療法士ではなく理学療法士を選んだ理由のまとめ

作業療法士ではなく、理学療法士を選んだ理由としてはいくつか挙げられます。

理学療法士には理学療法士だからできることもあり、やりがいもあります。

ぜひこれらのことを理解した上で、楽しく仕事をするようにしてくださいね。