病院には様々な医療職があります。
その中でも重要な役割を担っているのが薬剤師ですよね。
薬剤師の業務は調剤や患者への薬の説明、処方薬のチェックなど多岐にわたります。
そんな薬剤師ですがレジデント制度というのはご存知でしょうか?
ここでは薬剤師のレジデント制度について解説をしていきます!
薬剤師 レジデント制度とは? レジデントのメリットデメリット

薬を扱う専門職といえば薬剤師ですよね。
薬剤師は国家資格を持った資格職であり、薬に関するプロフェッショナルです。
そんな薬剤師に憧れて勉強をしているという人も多いのではないでしょうか?
そして気になるのが薬剤師のレジデント制度です。
まず、このレジデント制度について解説をしていきます。
薬剤師のレジデント制度ですが、こちらは簡単にいえば研修制度となっています。
こちらはアメリカでは広く採用されている制度であり、薬剤師は大学を卒業して病院に就職をした後、2年間研修プログラムを受けます。
1年目は一般領域について学び、2年目はより専門分野を学ぶという感じですね。
医者でいう研修医制度のようなものであり、それの薬剤師版だと思えばOKです。
このレジデント制度はアメリカでは一般的なものですが、日本では02年に北里大学北里研究所病院から始まりました。
その後も大学病院や大きな病院を中心に、レジデント制度を採用している病院は増加傾向にあります。
ではこのレジデントで、どのようなメリットデメリットがあるのでしょうか?
メリット
まずはメリットについて解説をしていきます。
より専門知識を持った薬剤師となれる
レジデント制度最大のメリットは、やはり高度な専門知識を持った薬剤師になれるということです。
もともとレジデント制度自体も高度な人材を育成するために作られました。
大学や国家試験での勉強はもちろん大切です。
しかし、それは薬剤師として最低限の知識であり、現場でこそ学べることはたくさんあります。
レジデント制度を採用している病院では、担当薬剤師がついて、しっかり指導をしてくれます。
それによって総合的な知識を持つジェネラリストの薬剤師ではなく、高度な専門知識を持ったスペシャリストの薬剤師になることができます。
働きながら学べる
レジデント制度は研修医制度のようなものです。
ながら実際に働きながら利用をすることができます。
一般的には正規採用とは別枠でレジデント採用があります。
なので働きながらとは言っても、通常業務は一般採用に基本的任せることができ、レジデント採用は学習に集中することができます。
そして働きながらということで給料も発生するのが大きいですね。
デメリット
続いてレジデント制度のデメリットも紹介していきます。
勉強をするのは大変
レジデント制度ですが、やはり勉強をするのはかなり大変です。
学生でしたら勉学に集中をすることができました。
しかしレジデント制度の場合には、学習をする社員です。
通常業務も当然、改めてこなす必要があります。
社会人になりたては特にわからないことばかりできついです。
それに加えて、レジデントとして日々学習の他にも、レポート作成や学会発表を行う必要があります。
待遇が低くなる
レジデントでの採用の場合、正社員に比べて待遇が低くなる傾向があります。
そして多くは非常勤であり、年収としては300万円ほどが多くなっています。
これは新卒、特に薬剤師で考えると低いですね。
なので勉強をしながらお金がもらえるとはいっても、そこまで期待をすることはできません。
倍率が高い
レジデントですが、このようにデメリットはあるものの人気は高くなっています。
もともとレジデント制度を採用している病院もそこまで多くないということで、薬剤師レジデントの募集がかかると倍率は高くなる傾向があります。
採用試験としても専門問題や小論文などしっかり対策をすることが必要です。
なので倍率が高いということで進路は一本に絞らず、他にも候補を上げておくことが大切です。
このように薬剤師レジデントにはメリットデメリットがあります。
ぜひしっかりとレジデントを調べて目標を定めた上で目指してくださいね。
レジデントを終えた後の進路はどうなの?

そんな大変な思いをしてレジデントを終えたら、進路はどうなるのでしょうか?
続いて紹介をしていきます。
レジデントを終えた後の進路については千差万別です。
ただ一番多いのはやはり、レジデントで学んでいた病院にそのまま就職をすることです。
レジデントとはいえ実際に働いていたので勝手はわかりますし、正社員採用もほとんどの場合されるでしょう。
その他にも高度な知識が活かせる他の病院に移ったり、薬局や行政機関、研究職に就くなどその道は人それぞれです。
ただやはりレジデントを終えた方が職業選択の幅も大きくなることは間違いないですね。
薬剤師 レジデント制度とは? レジデントのメリットデメリットのまとめ
薬剤師のレジデント制度とは卒業後に病院でより高度な知識を得るために研究を行うことです。医者の研修医の薬剤師版と思えばOKです。
このレジデント制度はメリットデメリットがあるのでしっかり理解しておきましょう。
そしてレジデントに興味を持ったら応募してみて、ぜひプロフェッショナルの薬剤師を目指してくださいね。