病院には様々な医療従事者が働いています。
その中でも重要な役割に担っているのが薬剤師ですね。
薬剤師になりたいと思う人は多く、実際に薬剤師になるべく勉強中という人もいるでしょう。
そんな薬剤師ですが国家試験合格率が低い理由は何なのでしょうか?
ここでは薬剤師の国家試験合格率について解説していきます!
薬剤師の国家試験合格率が低い理由

薬剤師に限らず医療従事者は国家資格を持った資格職です。
国家資格と取るためには国家試験に合格をする必要があり、これによってやっとスタートラインに立つことができます。
そしてこの国家試験ですが、職種によって合格率は変わります。
薬剤師の場合、国家試験合格率は70%ほどであり他の医療従事者に比べて高くなっています。
これも年によってばらつきがあるのですが、なんと合格率が60%という年もありました。
逆に合格率が高い国家試験もあり、例を挙げれば看護師の場合には85%、歯科衛生士の場合には90%の合格率になっています。
なぜ薬剤師の国家試験は他の医療従事者に比べて合格率が低いのでしょうか?
解説をしていきます。
薬剤師ですが国家試験の合格率が低い理由としては以下のことが挙げられます。
試験範囲が広い
薬剤師の場合、なるには6年制の大学を卒業する必要があります。
他の医療従事者の場合、最短で2年で取れるものもあります。
なので薬剤師の場合にはそれだけ試験範囲が広いということがわかりますね。
試験内容としてもも物理化学、生物などの基礎科目から、薬理、そして法規や倫理、実務まで幅広く出題がされます。
少なくとも勉強をしないで受かるものではないので、薬剤師を目指す以上毎日しっかり勉強をする必要があります。
合格基準が厳しい
薬剤師の国家試験ですが、絶対評価ではなく相対評価となっています。
国家試験の詳しい合格基準としては以下のようになっています。
①問題の難易を補正して得た総得点について、平均点と標準偏差を用いた相対基準により設定した得点以上であること
②必須問題について、全問題への配点の70%以上でかつ、構成する各科目の特典がそれぞれ配点の30%以上であること
他の医療職の国家試験は何点以上という点数が決められていますが、薬剤師は違います。
加えて全部で70%以上だけでなく、科目ごとにもボーダーが決められています。
問題もさることながらシステムとしても合格が難しくなっています。
禁忌肢がある
薬剤師の国家試験の特徴として禁忌肢があります。
こちらは薬剤師の他にも医師の国家試験にも組み込まれている制度です。
この禁忌肢は医療人として絶対的に必要な倫理が求められる選択肢です。
なのでその中で禁忌肢を選んでしまうと、その時点で一発アウトです。
もちろん絶対に選んではいけない選択肢ということでそうそう選ぶことはないですが、
それでもドキドキですよね。
既卒の合格率が低い
薬剤師の国家試験ですが、合格率が70%と聞くと低いように感じます。
ただ実は現役の場合は合格率は80%を超えていてそれなりに高いです。
逆に既卒で、いわゆる国試浪人の合格率で言いますと40%ほどになりかなり低いです。
既卒ですと少なくとも年齢は24歳以上です。
その年齢になって浪人というのはかなり堪えてしまいますよね。
大学を卒業したら宅浪をするわけですし、集中力も続きません。
そのようなことから薬剤師になる場合には現役でサクッと合格してしまうことが重要です。
このように薬剤師の国家試験ですが合格率が低い理由としてはいくつかあります。
ただ難しいとは言っても現役でしたら80%は受かっている試験です。
しっかり対策をして勉強をすれば受からないということはないので、学生生活では気を抜かず勉強をするようにしてくださいね。
薬剤師の国家試験に受かりたい!どうすればいい?

せっかく薬剤師を目指して大学に入って6年間も勉強したのに、国家試験に合格できなくて諦めるということはしたくないですよね。
薬剤師の国家試験ですが、受かりたいと思ったらどうすればいいでしょうか?
結論から言えば、コツコツと勉強するしかありません。
薬剤師は6年制となっているので、そこで少しずつ勉強をして知識を高めていきましょう。
また国家試験の勉強法としては過去問が一番良いです。
過去問を解いて、間違えたところは参考書を見て埋めていく。
地味ではありますが、これが一番確実で身に付く勉強法となっています。
もしそれでも不安な場合には薬剤師国家試験予備校に通うものも良いでしょう。
薬剤師の場合には国家試験対策ができる予備校もあります。
何年生でも入ることはできますし、浪人をしたらなおさら利用したいところです。
ぜひ対策をして薬剤師の国家試験に合格してくださいね。
薬剤師の国家試験合格率が低い理由のまとめ
薬剤師の国家試験合格率が低い理由ですが、いくつか考えられます。
薬剤師の国家試験は範囲も広いですし、相対評価となっています。
また禁忌肢そして既卒の合格率が著しく低いなどが理由として考えられます。
そのことからコツコツと勉強をして現役でサクッと合格をすることが大切です。
薬剤師の国家試験は合格率は低いですが、しっかりと勉強すれば受かります。
夢を諦めないようにぜひ薬剤師の国家試験には合格してくださいね。