臨床検査技師は感染リスクはあるの?対策方法は?

  • 2025-02-04
  • 2025-02-04
  • 生活

病院には様々な医療従事者がいます。

その中でも今注目をされてるのが臨床検査技師ですね。

臨床検査技師は検体や生体検査を用いて体内をデータ化し、病気を浮かび上がらせます。

そんな臨床検査技師ですが感染リスクはあるのでしょうか?

ここでは臨床検査技師の感染リスクについて解説をしていきます!

臨床検査技師は感染リスクはあるの?対策方法は?

臨床検査技師は国家資格を持った資格職となっています。

病院やクリニック、検診センターなどで業務をしていることが多く、日々私たちの健康のために業務を行なってくれています。

そんな臨床検査技師ですが感染リスクはあるのでしょうか?

結論から言えば、あります。

詳しく解説をしていきます。

臨床検査技師に限らず医療の最前線で働く医療従事者には常に感染リスクがつきまといます。

その中でも検体を扱うことが多い臨床検査技師は感染リスクも高くなります。

臨床検査技師は体液や血液などを取り扱うことが多いです。

実際、昨今世界的に流行をした感染症でも唾液や鼻腔の粘膜を採取して検査を行います。

これらの検体を扱うということはそれだけ感染リスクが高くなるので、臨床検査技師はしっかりと対策を取る必要があります。

では臨床検査技師が行う感染対策方法とは何なのでしょうか?

対策方法としては以下のことが挙げられます。

防護衣を着る

臨床検査技師に限らず医療従事者は感染症患者を扱う際には防護衣を着るようにします。

使い捨てのエプロンやガウンを着たり、マスク、手袋、ゴーグルなど、あらゆる感染経路から防ぐようにします。

そして使い捨てできるものはそのまま捨てて、できないものはしっかりと消毒をします。

そうすることで周囲や次に使う人への感染を予防することができます。

作業前後に手指衛生をする

手指衛生、つまり手洗いですが、これは子供の頃から言われていますよね。

この手指衛生ですが子供の頃から教育されるだけあって舐めてはいけません。

手指衛生をしっかり行うことが、感染症を防ぐ第一歩とも考えられます。

手指衛生がめんどくさいからと言ってチャチャっと済ませてはいませんか?

手指衛生は丁寧に隅々まで行わないと意味がありません。

手の隅々から爪の間、そして肘までしっかりと綺麗にするようにしましょう。

そしてそれを前後に行うことで、自分の身を守り、周囲への感染を防ぎます。

臨床検査技師に限らず、医療従事者、そして子供から大人までしっかり身につけてもらいたい対策となっています。

患者同士の接触を避ける、隔離をする

いくら臨床検査技師が気をつけていても患者同士が接触をしてしまったら、それだけで感染は広がってしまいます。

なので臨床検査技師の対策とは少し違いますが、患者同士の接触は極力避けるようにします。

そして感染が疑われる患者は隔離をして、検査をする際には臨床検査技師が検査キットを持って訪問することも多いです。

この際もしっかりと防護衣を着ないと感染をする可能性があるので怖いですね。

このように臨床検査技師ですが感染リスクがあるので対策をしなければなりません。

その対策もたくさんの種類があり、病院ごとにマニュアルが定められていることが多いです。

このように感染リスクと危険合わせな仕事をしてくれる臨床検査技師がいるからこそ、

私たちは検査を受けることができるというわけですね。

正しい手洗いうがいを紹介!

上記の感染対策の中でも最も大切なのが手洗いうがいです。

こちらは感染対策の基本中の基本のことであり、正しく行うことで感染症対策に大変効果的です。

そんな正しい手洗いうがいを改めて紹介しますので、ぜひ知っておきましょう。

①時計や指輪を外しておく

まずは手洗いをする前に時計や指輪を外しておきましょう。

これらはつけっぱなしにしておくと汚れが付着して感染症の原因になります。

なのでできるだけ使用時のみにつけてそれ以外は外しておくことをおすすめします。

②流水で手を濡らしたら石鹸をつける

そうしたら流水で手を濡らし、石鹸を手全体につけるようにします。

石鹸に関しては正直何でも良いです。

固形石鹸でも液体石鹸でも使いやすいものを選ぶようにしましょう。

③手全体を擦る

石鹸が泡立ったら手全体に擦り泡をつけていきます。

手の甲、爪の間、指の間、親指周囲などは特に汚れが残りやすいです。

それらの場所を念入りに洗うようにしてください。

④肘まで洗う

そして手だけでなく手首、肘までを洗うようにするとさらに効果的です。

⑤清潔なタオルやペーパータオルで水気を取る

手を洗ったら清潔なタオルやペーパータオルで水気を取るようにしましょう。

これらですが、できたら使い捨てのペーパータオルの方が衛生的です。

このように手洗いですが今一度しっかりやり方を確認してできるようにしましょう。

うがいもしっかり上を向いて喉の奥まで洗うイメージで行うことが大切です。

臨床検査技師は感染リスクはあるの?対策方法は?のまとめ

臨床検査技師ですが感染リスクはあります。

なのでしっかりと対策をすることが大切であり、病院でもマニュアルが定められていることが多いです。

特にその中でも手洗いは大切ですので、丁寧に行いましょう。

そして感染症から身を守るようにしてくださいね!