医療には様々な職業があります。
その中でも医療機器を扱うのが臨床工学技士です。
この臨床工学技士に憧れているという人も多いでしょう。
ただ臨床工学技士ですが病院以外でも働くことはあるのでしょうか?
医療機器メーカーには新卒で入れるのでしょうか?
ここでは臨床工学技士に就職について解説をしていきます!
臨床工学技士は医療機器メーカーに新卒で入れる?

臨床工学技士は国家資格を持った資格職です。
臨床工学技士になるためには専門のカリキュラムが組まれた大学や専門学校で、必要な単位を取得する必要があります。
そして国家試験に合格をすることで臨床工学技士として働くことが可能です。
臨床工学技士が病院で働く場合には高度医療機器を扱うことが多いです。
透析装置の管理や人工心肺など、それらの管理を行う大切な仕事ですね。
ただ臨床工学技士ですが医療機器メーカーには新卒で入ることはできるのでしょうか?
結論から言えば、可能です。
詳しく解説をしていきます。
臨床工学技士ですが就職先としては医療メーカーもあります。
臨床工学技士は医療職の中でも工学分野に近いので、医療機器メーカーでも十分働けますし募集もかかっています。
医療機器メーカーでは開発分野に携わったり、製品の使い方を教える技術営業などの分野に入ることが多いです。
大学自体も臨床工学技士は医用工学科などに属していることが多く、医療機器メーカーへの就職実績は多いです。
メリットデメリットについて
臨床工学技士が医療機器メーカーに就職をすると以下のようなメリットデメリットがあります。
メリット
まずはメリットからです。
年収がアップする
一概には言えないですが、メーカーと病院ではメーカーの方が年収が高い傾向にあります。
大手のメーカーほど給料の伸びは良いですし、福利厚生もしっかりとしています。
安定性という面でも心強いですね。
カレンダー通りの休み
メーカーの場合、休みがカレンダー通りになります。
休みの申請を出せば長期休暇も取りやすいので、予定も立てやすいでしょう。
病院で働いていると、夜勤などもあるのでなかなかそのようにはいきません。
特に透析をやっている病院の場合、透析は2日に1回は必須です。
そうなると年末年始やお盆休みも関係なくシフトには出る必要があります。
他にも扱う機器によっては呼び出し対応などもする必要があります。
医療機器の知識を深められる
臨床工学技士でも知識は必須になりますが、メーカーとはまた違う知識になります。
病院ではより実践的な知識が求められますが、メーカーの場合には機器そのものの知識を深めることができます。
機械そのものが好きな場合などは、そちらの方が楽しいかもしれませんね。
このように臨床工学技士ですが医療機器メーカーに入ることのメリットは大きいです。
デメリット
ですがいくつかデメリットもあるので紹介をしていきます。
出張や転勤が多い
医療機器メーカーに入ると出張や転勤は必須と思った方がいいでしょう。
特に技術営業の場合には出張が本当に多く、全国を飛び回ります。
それらが嫌な人の場合にはあまりおすすめはしないです。
残業が増えることがある
病院の場合も残業はありますが、交代制を取っていることもあり、そこまで長引かないことが多いです。
しかし医療機器メーカーの場合には、予定されていた仕事を終えるまでは残業しなければならないため残業が増えることがあります。
ビジネスマナーを身につける必要がある
医療機器メーカーの方がビジネスマナーには厳しいです。
メールや名刺の出し方も当然身につけなければなりませんし、スーツも着る必要があります。
病院の場合には良い意味でその辺りは緩いので、人によっては働きにくさを感じてしまうことも。
このように病院と医療機器メーカーでは働き方も違ってきます。
新卒の際には特に自分の適性なども考えた上で、どちらを目指すか決めてくださいね。
臨床工学技士は病院から医療機器メーカーへの転職は可能?

臨床工学技士ですが新卒で医療機器メーカーに入ることはそれなりにあります。
ただ病院からメーカーへの転職は可能なのでしょうか?
結論から言えば、こちらは可能になっています。
メーカーへの転職をする際、病院での経験は評価されます。
特に技術営業の場合には現場で働いていた方がコンセンサスが取りやすいので、メーカー側もあえて病院からの転職者を採用するということもあります。
また医療機器メーカーから病院というパターンはほとんどありません。
その理由としてはどうしても年収が下がる、また働き方が一気に変わるなどの理由があります。
なのでもし臨床工学技士として病院で働いていて、そこから転職をしたいと考えた場合、医療機器メーカーを考えてみるのはおすすめですよ。
臨床工学技士は医療機器メーカーに新卒で入れる?のまとめ
臨床工学技士ですが医療機器メーカーに新卒で入ることは可能です。
医療機器メーカーは病院に比べてメリットデメリットはあるので、それらを理解した上で考えてみるようにしましょう。
また新卒でなくとも病院からの転職で医療機器メーカーに入る人はいます。
ぜひ自分の適性を考えた上で、合っていると思ったところで働くようにしてくださいね。