近年は厄介な感染症が世界中で蔓延をしていますね。
そんな感染症の診断方法として一般的なのがPCR検査であり、名前を聞いたことがある人は多いでしょう。
PCR検査は臨床検査技師が行うことが多いです。
この際、臨床検査技師はどのような仕事をしているのでしょうか?
ここではPCR検査で活躍する臨床検査技師について解説をしていきます!
PCR検査で活躍する臨床検査技師について解説します

今では街の至る所でPCR検査をすることができますよね。
またそして病院でもPCR検査をすることはありますが、それらの多くの場合は臨床検査技師が検査を担当しています。
検査を行う臨床検査技師自身も感染症感染の危険性がある中、検査をしてくれるのは非常にありがたいですよね。
そんなPCR検査で活躍する臨床検査技師ですが、どのような仕事をしているのでしょうか?
詳しく解説をしていきます。
まずそのためにはPCR検査の大まかな概要を説明していきましょう。
PCR検査ですが、こちらはPolymerase Chain Reaction法の略となっています。
こちらはインビトロで目的となるDNA配列を特異的に増幅させる技術です。
つまり、人のDNAの中に入り込んだウイルスなどのDNAを増幅させることで、検査をして感染しているかどうかを確かめることができるというわけですね。
PCR検査を行ったことがある人はわかると思いますが、DNAは鼻の奥の粘膜を取ることが多いです。
あの綿棒でぐいっと押されるやつですね。
このDNAの採取は臨床検査技師や看護師、医師がやったり様々です。
そしてその採取した検体を臨床検査技師がPCR検査にかけていくというわけですね。
PCR検査をする際には専用の設備が必要になります。
PCR検査は非常に繊細な検査になります。
特別な検査室で検査を行う必要がありますし、エアゾルが混入してしまうと、検査の精度が誤ってしまい偽陽性、偽陰性などの間違った結果が出てしまうことがあります。
その中で臨床検査技師は核酸抽出やDNA増幅、検出などのPCR検査の過程をこなしています。
防護のために検査のためにゴム手袋を変えたり、試薬変えるなどをする必要もあります。
これらの業務を行える臨床検査技師は決して多くなく、一部の臨床検査技師の負担が大きくなっているのが実情です。
臨床検査技師の負担を少なくするには自己防衛に務め、早く感染症がおさまることですので、そのようになって欲しいですね。
PCR検査と抗原検査って何が違うの?臨床検査技師は必要?

PCR検査と同様によく行われるのが抗原検査ですね。
この二つの違いって意外とわからないですよね。
また抗原検査の場合にも臨床検査技師は必要なのでしょうか?
結論から言えば、抗原検査の場合には必ずしも臨床検査技師が必要にはなりません。
詳しく解説をしていきます。
抗原検査の大まかな仕組みとしてはウイルスが持っている固有のタンパク質を検出して、結果を判定します。
抗原検査の場合にはPCR検査に比べて15分ほどの時間でわかります。
また特殊な装置も必要ないのでPCR検査はできないけど、抗原検査は実施しているという病院も多いです。
抗原検査はインフルエンザの判断にも使われる検査だと言えばわかりやすいですね。
なので病院によって抗原検査を臨床検査技師が担当しているかは違います。
臨床検査技師が所属している場合には抗原検査を担当することも多いですが、それ以外ですと看護師や医師が行うことも多いです。
このように見ると抗原検査は便利そう見えますがデメリットもあります。
抗原検査の場合にはPCCR検査のようにDNAを増幅させて検査をすることはありません。
ですので診断結果は、検体に含まれるタンパク質の量に依存をします。
このことから偽陰性となってしまう可能性がPCR検査よりは高くなっているので、やはり感染症の正確な判断としてはPCR検査が推奨されています。
今は家庭でも検査をすることができる検査キットが売られていますよね。
こちらですが、家庭用の検査キットの場合には抗原検査になっています。
抗原検査の場合には、特殊な機器が必要ないということで、家庭でも検査を完結させることができます。
一方、PCR検査キットの場合では家庭で完結させることはできません。
このような製品の場合には、検体を採取したら専門の機関に郵送をして、結果をもらうという仕組みになっています。
なのでどうしてもタイムラグが発生してしまいます。
また検体採取も素人になるので精度も低くなりがちです。
PCR検査と抗原検査にはどちらもメリットデメリットがあります。
自分の症状や状況に合わせてどちらが必要かを考えて、必要な検査をするようにしてくださいね。
PCR検査で活躍する臨床検査技師について解説しますのまとめ
PCR検査では臨床検査技師が検査をすることが多いです。
PCR検査では特殊な装置を用いて、遺伝子を増幅させる必要があります。
そのため経験を積んだ臨床検査技師が検査を行い、解析を行います。
一方、検体検査などは簡単な検査ですので、必ずしも臨床検査技師が行いません。
早く感染症がおさまって、臨床検査技師の負担が少なくなってもらいたいですね。