歯科医院にいるのは歯科医師だけじゃなく歯科衛生士もそうですよね。
歯科衛生士は歯のスクリーニングや歯石取りを行い、歯科医師をサポートする大切な医療従事者です。
そんな歯科衛生士に憧れているという人も多いのではないでしょうか?
しかし、歯科衛生士ですが気になるのが免許更新が必要かどうかです。
ここでは歯科衛生士は免許更新が必要かについて解説をしていきます!
歯科衛生士は免許更新が必要?

歯科衛生士は国家資格を持った資格職です。
歯科衛生士になるためには専門のカリキュラムが組まれた養成学校を卒業して、国家資格を取る必要があります。
それでようやく歯科衛生士として業務が行えるようになるというわけですね。
そして、ようやく取った歯科衛生士の免許ですが、こちらは免許更新が必要なのでしょうか?
結論から言えば、必要はありません。
歯科衛生士は一度免許を取得したら更新をする必要はないです。
こちらは歯科衛生士に限らず医療従事者全般に言えることで、医療従事者で免許更新が必要なものは現時点ではありません。
なので一度取ってしまえばずっと使えるという点では楽ですよね。
ただ歯科衛生士ですが免許自体は更新が必要なくても、それ以外の認定では更新が必要なことがあります。
認定とは自分の技能やスキルを証明するものです。
この認定を取ることによって給料がアップしたり、より高いレベルで施術をすることができるので、歯科衛生士ならばぜひ取っておきたいですね。
歯科衛生士の認定で、更新が必要なものとしては以下のことがあります。
認定歯科衛生士
まず認定の中でもオーソドックスなのが認定歯科衛生士です。
こちらは日本歯科衛生士会が主催する認定資格に合格をすることで取得をすることができます。
この認定歯科衛生士は5年ごとに更新が必要となっています。
その際には現在も歯科衛生士として従事している、必要単位を取得している、必要実務時間に達しているなどの更新条件をクリアする必要があります。
必要単位については研修や学会発表をすることによって取得をすることができます。
なので認定歯科衛生士として更新をし続けるのは勉強をし続ける必要があります。
大変ではあるのですが、それも歯科衛生士として、最新の知識を学ぶためには必要なことですのでしょうがないですよね。
インプラント専門歯科衛生士
歯科衛生士ではインプラントを専門に扱う認定もあります。
こちらは日本口腔インプラント学会が主催している認定となっています。
インプラント専門歯科衛生士ですが、こちらも5年ごとに更新をする必要があります。
インプラント専門歯科衛生士の場合には、必要単位を満たす必要があります。
こちらも研修や学会発表をすることによって、単位を取得することができます。
日本小児歯科学会歯科衛生士
歯科衛生士は子供に対応をすることも多いですよね。
そして小児歯科専用の認定もあります。
こちらは日本小児歯科学会が主催をしているものです。
日本小児歯科学会歯科衛生士ですが、こちらの場合、小児歯科での臨床経験が5年以上なくてはなりません。
そして認定自体も5年ごとに更新となっています。
研修を受けて、必要単位を取得することで更新が可能となっています。
このように歯科衛生士の免許自体には更新は必要ありません。
しかし、認定の場合には更新が必要なことが多く日々勉強や学会発表が必要になっています。
認定はもちろんこれらだけでなく、各専門分野ごとに認定はあります。
やはり医療従事者である以上、これらの認定を取っておくのは大切でしょう。
ぜひしっかりと認定を取った上で、自分の知識やスキルのアップデートを行うようにしてくださいね。
歯科衛生士の免許は簡単に取れる?

歯科衛生士ですが免許自体は簡単に取ることはできるのでしょうか?
結論から言えば、簡単ではありませんが、取りやすい資格となっています。
歯科衛生士になるためには上記のように専門の養成学校で単位を取得する必要があります。
そして単位を取得したら国家資格を受験することができるのですが、歯科衛生士の国家試験合格率は90%を超えています。
ですのでしっかりと勉強をすれば問題なく合格をすることはできるでしょう。
ただこれは逆に言えば、毎年落ちている人は一定数いるということです。
歯科衛生士の国会試験の合格率は高いですが、全く勉強をしないで受かるほど簡単ではありません。
なので養成学校に入ったらしっかり勉強することを心がけるようにしましょう。
そうすれば歯科衛生士の免許を取ることができるはずです。
歯科衛生士ですが、免許を取ることはスタートラインに過ぎません。
むしろそこから覚えることが多かったり日々勉強をして自分の技術を高めることが必要です。
歯科衛生士の免許で満足をせず、しっかりと勉強を続けるようにしましょうね。
歯科衛生士は免許更新が必要?のまとめ
歯科衛生士ですが免許更新は必要ありません。
しかし、認定などは更新が必要なことが多く、研修や学会発表を行う必要があります。
歯科衛生士の免許を取ることはスタートラインであり、そこからも学ぶ必要があります。
ぜひ歯科衛生士としてしっかり勉強をして、自分のスキルを向上させてくださいね。