臨床検査技師にできないこと できること

  • 2025-03-25
  • 2025-03-25
  • 生活

病院には様々な医療従事者が働いています。

その中でも縁の下の力持ちとして欠かすことができないのが臨床検査技師ですね。

臨床検査技師は検体検査や生態検査を用いて患者の体の内部をデータ化し、医師の診療をサポートする大事な医療職です。

そんな臨床検査技師ですができないこと、できることは何なのでしょうか?

ここでは臨床検査技師にできないこととできることについて紹介しています!

臨床検査技師にできないこと

臨床検査技師に限らず医療従事者にはそれぞれでできないことできることがあります。

医療行為において全てができるのは医師のみであり、あとは個々の専門分野を生かして協力しあいチーム医療をしていきます。

専門分野ということで、しっかり勉強をしている医療従事者の中には、医師よりもその分野では知識を持っているということも多いです。

そんな臨床検査技師ですができないことは何なのでしょうか?

結論から言えば、大まかにいうと針を使った行為と、薬剤を投与することはできません。

詳しく解説をしていきます。

臨床検査技師ですが、できないこととしては以下のことが挙げられます。

針を使った行為

臨床検査技師ですが針を使った行為は基本的にはできません。

臨床検査技師ですが、検査をするために採血をすることはできます。

なので針を使った行為全般ができると思いがちですが、実は採血だけが例外的に認められています。

それ以外の治療だったり、脊髄液を採取するなどの針を使った行為に関しては、臨床検査技師はすることはできません。

採血に関しても静脈のみ、そして採血をする部分に関しても肘や手背、足背など、ある程度決まった場所からでしか採取をすることもできません。

また採血に関しても臨床検査技師の独断で行うことはできません。

採血をする際には医師または歯科医師から、採血の方法や部位、採血料などといった指示があって初めて行うことができます。

薬剤投与

臨床検査技師ですが全般的な薬剤投与をすることができません。

薬剤を投与することは明確な治療行為にあたり、臨床検査技師の業務からは逸脱をしています。

薬剤を直接投与することができるのは医師以外だと看護師のみです。

このように臨床検査技師は業務でできないことが決められています。

これらは法律でも定められており、もし法律を違反してできないことを行なった場合、罰則を受けてしまいますし、病院としても大きな問題となります。

できることはする、できないことはしないというのは患者さんの命を守るためには大切なことです。

ぜひ業務範囲を理解した上で検査をするようにしてくださいね。

臨床検査技師ができること

では続いて臨床検査技師ができること、臨床検査技師の業務について詳しく解説をしていきます。

臨床検査技師ができることに関しては以下のことが挙げられます。

検体検査

臨床検査技師が行う検査において特に大切なのが検体検査です。

検体検査と一言で言ってもその種類は様々です。

血液検査や尿検査、脊髄液検査など様々な種類のものがあります。

血液検査の場合は採血を臨床検査技師がすることができますが、そのほかで針を使って検体採取が必要な場合には医師が検体採取を行います。

これらの検体を専門的な装置で解析をすることによって、体の状態を知り治療方針を立てることが可能となっています。

病院や検診施設などでもこの検体検査は行っています。

だからこそどんな臨床検査技師でもまず最初に覚える業務と言っても良いでしょう。

生体検査

超音波検査や心電図検査、脳波検査なども臨床検査技師の業務に含まれます。

そしてこれらの検査は臨床検査技師の技術が大切になっていきます。

病変の発見が臨床検査技師の腕に左右されてしまうので、しっかりと技術を身につける必要があります。

これらの生体検査は認定制度などもあります。

認定制度を取ることで自分の技術の証明にもなりますし、病院によってはインセンティブで給料がアップすることもあります。

細胞診検査

臨床検査技師ですが細胞検査もすることあります。

粘膜から細胞を採取し、それを顕微鏡で見やすいように染色したりするのも臨床検査技師の仕事です。

これらの検査は臨床検査技師の中でもさらに職人気質な仕事となっています。

この細胞診に特化した資格、細胞検査士というものもあります。

こちらを取得することでより細胞検査に深く従事をすることができるので、自分のスキルアップを目指して取得するのも良いでしょう。

画像検索

臨床検査技師ですが画像検査として実はMRI検査をすることができます。

MRIは診療放射線技師が行うイメージが強いのですが、MRIは磁石の力を使って撮影をしているので放射線は使いません。

なので病院によっては臨床検査技師が行っていることもあります。

また超音波検査に関しても病院によっては診療放射線技師が行っていることもあり、これらの境界は割と曖昧になっています。

臨床検査技師にできないこと できることのまとめ

臨床検査技師ですができないこととできることがあります。

できないこととしては針を使った行為と薬剤を投与する行為です。

ただ採血は例外的に行うことができます。

医療従事者ができないことを行うと越権行為として刑罰が下ることがあります。

なのでできること中で知識を深めることが大切です。

ぜひできること中で臨床検査技師としての腕を磨くようにしてくださいね。