医療には様々な分野があります。
診療や治療を行う病院や予防医学の検診センター、そして犯罪や不審死の解明を行う法医学などなどです。
そして臨床解剖や不審死の解明のために遺体の解剖を行うことも珍しくありません。
その際、臨床検査技師は解剖助手ができるのでしょうか?
ここでは、臨床検査技師は解剖助手ができるかについて解説していきます!
臨床検査技師は解剖助手ができる?

臨床検査技師ですがその仕事は多岐にわたります。
生体検査や検体検査、細胞診、微生物学的検査など、職場や配属によってそれぞれ専門分野が異なっていきます。
そんな臨床検査技師ですが解剖助手はできるのでしょうか?
結論から言えば、できます。
詳しく解説をしていきます。
上記のように遺体の解剖を行うのは医療現場ではそう珍しくありません。
その場合臨床検査技師は解剖助手としてつくことが可能です。
ただ、実際は臨床検査技師ではなくても誰でも解剖助手につくことは可能です。
解剖助手という資格自体はありませんので、無資格でも携わることができます。
しかし実際のところ医療関係の経験者じゃないととても務まらない仕事ですので、臨床検査技師やその他だと看護師などが解剖助手として解剖をサポートすることが多くなっています。
特に法医学の分野ですと臨床検査技師が解剖助手に入ることが多いです。
法医学をテーマにしたドラマ、「アンナチュラル」でも、臨床検査技師が解剖助手として解剖医のサポートをしていましたね。
そんな解剖助手ですが、以下のような業務をすることが多いです。
・臓器の固定
・道具の受け渡し
・写真撮影
・標本の作成
・解剖室の管理
などなどです。
職場によって業務も多種多様ですのでこれら以外の業務を行うことももちろんあります。
そして解剖は生きている方の検査とは全く別物になるので、専門の知識も必要になります。
臨床検査技師が解剖助手になるにはどうすればいいの?

臨床検査技師が解剖助手になりたいと思った場合、どうすれば良いのでしょうか?
続いて解剖助手になるためのすることを紹介していきます。
臨床検査技師の国家資格を取る
まずは何よりも臨床検査技師の国家資格を取る必要があります。
臨床検査技師になるためには、専門のカリキュラムが組まれた大学や専門学校に通う必要があります。
そこで必要な単位を取った上で、国家試験に合格をしてやっと臨床検査技師になることができます。
医療現場で経験を積む
臨床検査技師ですが、なれたからと言ってすぐに解剖助手になることは難しいです。
解剖助手になるためには医療知識も必要となるので、まずは医療現場で経験を積むのが良いでしょう。
そこで知識と技術を身につけた上で解剖助手の求人を探すのが良いでしょう。
また病院によっては解剖を行っている病院もあります。
そこで臨床検査技師が解剖助手として入ることもありますので、その場合は希望を出したりそのようなことを行っている病院に就職するのも良いでしょう。
求人に応募する
臨床検査技師として経験を積んだ上で、もし解剖を行う職場の求人があればそれに応募をするのが良いでしょう。
募集条件としても医療機関でも勤務が条件になっていることが多いです。
また解剖助手としての応募というよりは、法医学研究所での求人や、解剖を行う病院などでの臨床検査技師の求人があることが多いのでそれに応募をするという感じですね。
そして正直言ってこれらの求人は決して多くはありません。
年に数人程度の募集のこともありますし、募集自体がしばらくないということもあります。
日本では解剖の件数自体が多くないため、それに伴って解剖医も当然少ないです。
そうなると解剖助手も少ないのは当然ですね。
なのでもしタイミングよく解剖助手を行える仕事が見つかったら応募をしてみると良いですよ。
解剖助手になりたいからと言って仕事をやめて目指すというのはお勧めしません。
ドラマなどを見て解剖の仕事はかっこいい仕事かと思うかもしれませんが、実際は3Kのきつい職場と言われます。
綺麗な遺体だったらまだしも場合によっては損傷の激しい遺体、状態の悪い遺体を目にする必要もありますので、
それらを見続けるというのは精神的にもかなりきついでしょう。
また匂いも体に染みつくとも言われてます。
他にも感染症の危険性もありますので、衛生対策も万全に行わなくてはなりません。
その上給料も決して高くないという仕事です。
ですので臨床検査技師で解剖助手を目指すとなると相応の覚悟も必要だと言えます。
しかし、それと同時にやりがいを感じる仕事でもあります。
もし解剖助手に憧れているのなら、色々なアプローチから目指してみるようにしてくださいね。
臨床検査技師は解剖助手ができる?のまとめ
臨床検査技師ですが解剖助手をすることはできます。
解剖助手という仕事自体はないので、実際は誰でもすることはできます。
ただ医療の知識は必要不可欠ですので、臨床検査技師や看護師が解剖助手をすることが多いです。
臨床検査技師ですが解剖助手を目指す場合、国家資格をとって医療現場で経験を積み、解剖助手が仕事に含まれる職場に転職をするというのが一般的です。
きつい仕事ではありますが、やりがいも感じると思うのでぜひ目指してみてくださいね。