臨床検査技師がやる業務範囲について解説します

  • 2025-03-31
  • 2025-03-31
  • 生活

病院には様々な医療従事者が勤務をしています。

その中でも縁の下の力持ちとして大切なのが臨床検査技師ですよね。

臨床検査技師は様々な業務を通じて、医師をサポートし患者の健康を守ります。

では臨床検査技師がやる業務範囲は一体どれほどなのでしょうか?

ここでは臨床検査技師の業務範囲について解説をしていきます。

臨床検査技師がやる業務範囲について解説します

臨床検査技師ですが国家資格を持った資格職となっています。

臨床検査技師になるためには専門のカリキュラムが組まれた学校で勉強をし、最終的には国家試験に合格をしないと業務をすることができません。

そのため臨床検査技師は専門的な知識を有したプロフェッショナルであり、その業務の中で医師のサポートを行います。

臨床検査技師がやる業務範囲ですが、主に以下のものになっています。

検体検査

まず代表的な臨床検査技師の行う業務として検体検査があります。

この検体検査は血液検査や尿検査、脊髄液検査など、様々な種類があります。

採血などは看護師が行うことが多いですが、結局は臨床検査技師が解析を行います。

これらは患者の健康状態を知る上で大切なデータとなります。

また検体検査からは癌の有無なども知ることができるので、健康診断でも必ず行いますよね。

検査についての相談や説明についても臨床検査技師が行うこともあり、臨床検査技師の中でも大切な業務となっています。

病理、細胞診検査

検体検査の中に属する業務ではあるのですが、その中でもさらに特殊なのが病理、細胞診検査です。

こちらは患者から採取された細胞を病理医が見やすいように染色を行います。

顕微鏡を覗きながら細かい作業になるので、職人のような業務ですね。

細胞診では細胞検査士の資格を持った臨床検査技師が行うのが一般的です。

細胞検査士はこれらの細胞診のエキスパートであり、臨床検査技師が取り得る資格の一つとなっています。

もし細胞診や病理の世界に興味があるのなら、ぜひ細胞検査士の取得を目指すようにしてください。

微生物学的検査

こちらは採取した便や尿、喀痰などを培養して感染症となる微生物を特定します。

病気の原因となる菌を見つけることで適応する薬の判定をする大切な業務です。

ノロウイルスなど細菌が原因となる症状の際に行われます。

生体検査

臨床検査技師では超音波検査や心電図検査、脳波検査なども行います。

これらも代表的な臨床検査技師となっています。

これらの検査では臨床検査技師の腕によって結果も変わってきます。

特に超音波検査は動き一つで病変を見つけることもできれば、逆に見落とすこともあります。

なので責任感が問われる仕事と言えます。

それゆえに高い技術力を持った臨床検査技師はそれだけで重宝されます。

超音波検査などでは自分の技能を証明する認定なども定められています。

職場によってはそれらの認定を取ることによって給料が上がるなどもありますので、ぜひ自分の技術を磨いて取得するようにしましょう。

このように臨床検査技師ですがその業務は多岐にわたります。

もちろんこれらの業務の中でさらに細かい分類に分けられて業務は行われます。

そしてどの業務を行うかは病院などの施設によって違います。

臨床検査技師はその中で自分の得意分野や専門分野の知識を高め、より業務を円滑に業務を行う必要があります。

臨床検査技師の世界に興味がある人はぜひ自分でも調べてみてくださいね。

臨床検査技師が画像検査を行うことってあるの?

臨床検査技師ですが、全ての業務を独占して行っているわけではありません。

実はいくつかは他の医療従事者と被っている分野もあり、その場合には業務の割り振りは病院によって違っています。

その中でもよくあるのが、画像検査です。

臨床検査技師が行う超音波検査もこの画像検査になります。

実はこの画像検査は診療放射線技師が行える業務でもあります。

なので病院によっては診療放射線技師が超音波検査を行っていることがあります。

またもう一つ、臨床検査技師が行う画像検査にはMRIがあります。

MRIですが、診療放射線技師が行うイメージが強いと思います。

しかし、診療放射線技師の場合、業務を独占しているのはあくまでも放射線を扱う業務です。

MRIの場合には磁石を使って撮影を行っており、放射線を扱っていないので、臨床検査技師でも検査を行うことができます。

というより誰でも撮影をすることができます。

なので病院によっては画像診断部などに臨床検査技師が配置されており、MRI検査だけはしていることもあります。

このように臨床検査技師は意外な業務も行っていたりするのが面白いですね。

臨床検査技師がやる業務範囲について解説しますのまとめ

臨床検査技師ですが業務範囲としては多岐にわたります。

検体検査や、病理、細胞検査、微生物学的検査、そして生体検査など、それぞれの分野で業務を行い、医師をサポートします。

業務ではさらに細かく分けることもできるので、そこで臨床検査技師は経験を積み、より知識を深めていきます。

また病院によって曖昧なのは画像検査であり、超音波検査やMRI検査は臨床検査技師か診療放射線技師が行うことが多いです。

ぜひ臨床検査技師の業務範囲を理解し、深い知識を持った臨床検査技師を目指してくださいね。