病院には様々な医療従事者が働いています。
そんな医療従事者の中でも大切な役割なのが臨床検査技師ですよね。
臨床検査技師に憧れて目指しているという人も多いのではないでしょうか?
しかし、臨床検査技師で気になるのが夜勤があるかについてですね。
目指す前に労働環境について知っておくのは大切です。
ここでは臨床検査技師は夜勤があるかについて解説をしていきます!
臨床検査技師は夜勤はある?

臨床検査技師は生体検査や検体検査を用いて体内の様子をデータ化します。
そしてそれによって医師の診療をサポートする欠かせない仕事になります。
そんな臨床検査技師ですが夜勤はあるのでしょうか?
結論から言えば、あることが多いです。
詳しく解説をしていきます。
臨床検査技師ですが夜勤はあることは多いですが、必ずあるというわけではありません。
臨床検査技師に夜勤がある場合というのは主に大きな総合病院です。
夜間も緊急対応を受けれいているような病院ですと、検査のサポートを行うために臨床検査技師の夜勤はあります。
夜勤の際の人数は病院によって変わりますが、大抵は1人か2人で業務を行うことが多いです。
検査としては検体検査が主になっており緊急性が高い病院ですと輸血業務なども行うことがあります。
どのような業務を行うかや頻度についても病院によって異なりますね。
臨床検査技師の夜勤ですがメリットデメリットがあります。
メリット
まずはメリットについて解説をしていきます。
給料が増える
まず臨床検査技師で夜勤を行うと、給料が増えるのが大きなメリットです。
臨床検査技師に限らず医療従事者というのは給料は夜勤ありきな部分があります。
夜勤をこなすことで給料にブーストがかかるので、そのために夜勤を多く入れたいという人も多いです。
夜勤や当直ですが、これも病院によって違いますが1回当たり8000円から1万円ほどが多いです。
なので月に4回ほどそれらをこなせばそれなりのお金になりますね。
平日休みがもらえる
夜勤を終えた場合、翌日は休みになります。
朝まで働いているため休みというのはちょっと微妙ですが、それでも平日に動けるのは嬉しいですよね。
また夜勤に関しても臨床検査技師の場合はずっと業務を行なっているわけではありません。
基本的にはピッチを持っており、呼ばれたら仕事をするという感じになっています。
なので場合によっては寝て休んだ上でお金がもらえて平日休みになるということもあります。
デメリット
続いてデメリットも紹介していきます。
生活リズムが狂う
やはり夜勤というのは生活リズムが狂います。
夜に働いていると自律神経が乱れてしまいダメという人は多いです。
人に頼れない
夜勤ですが周りに頼れる人はいません。
自分で考えて業務を行う必要があります。
そしてこのような夜勤の日に限ってアブノーマルなことも起こることが多いです。
その際の対応についても自分で対応をする必要があります。
このように臨床検査技師では夜勤がありますし、その場合のメリットデメリットもあります。
夜勤ですが合う人と合わない人がはっきり分かれます。
合う人はじゃんじゃん夜勤を入れて給料を上げたいと思いますが、合わない人は寿命を削っている感じがして夜勤はしたくないという人も多いです。
臨床検査技師として働く前に、自分がどっちのタイプかはしっかり理解しておくことが大切です。
臨床検査技師で夜勤なく働きたい場合どうする?

臨床検査技師ですが夜勤なく働きたいという人もいるでしょう。
その場合、どうすればいいのでしょうか?
続いて臨床検査技師で夜勤なく働きたい場合について紹介をしていきます。
健診センターで働く
臨床検査技師ですが、病院だけが働く場所ではありません。
もし夜勤をしたくない場合には健診センターで働くのも一つの手です。
健診センターの場合、病院ではないので緊急検査もありません。
夜勤もないですし、残業も少なく、休みの融通も効きやすくなっています。
女性の方では子育てのために健診センターに移る方も多いですね。
その分給与水準としては多少下がりますが、それでも働きやすさを考えるとおすすめです。
メーカーに勤務する
臨床検査技師ですがメーカーに勤務すること手です。
メーカーで研究職であったり、技術営業を行う臨床検査技師も多いです。
メーカーの場合には休みはカレンダー通りであったり、給与も高いことが多いです。
なので自分のキャリアを考えてメーカーに移るという人もいます。
もちろん病院の中でも夜勤がない病院に移るということもできます。
ただこれらの方法でも結局は採用時に病院での臨床検査技師の経験が必要なことは多いです。
ですので結局は若手のうちは、大きな病院で臨床検査技師を経験するというのは必要なことと言えるかもしれませんね。
臨床検査技師は夜勤はある?のまとめ
臨床検査技師ですが夜勤はあります。
大きな病院で救急対応をしているとなると臨床検査技師が夜勤の対応をします。
そしてこの夜勤はメリットデメリットがあります。
自分は夜勤が合っているか合っていないかは事前に把握しておきましょう。
臨床検査技師で夜勤が苦手な場合でも働く方法はいくつかあります。
ぜひ体調を崩さないようにして、自分に合った職場で働くようにしてくださいね。