病院には様々な医療従事者が働いています。
その中でもリハビリのプロフェッショナルが理学療法士です。
若い方でもリハビリでお世話になった人も多く、理学療法士に憧れているという人は多いのではないでしょうか?
そんな理学療法士ですが、男女比について気になりますよね。
ここでは理学療法士の男女比について解説をしていきます!
理学療法士の男女比はどのくらい?その理由は?

理学療法士は主に病院で働いているリハビリスタッフです。
事故や障害、加齢などによって体がうまく動かない人に対して、リハビリを行って日常生活が送れるようにサポートを行います。
そんな理学療法士ですが女性もよく見ますよね。
実際、理学療法士の男女比はどのくらいなのでしょうか?
結論から言えば、現時点で男女比として6:4となっています。
詳しく解説をしていきます。
一昔前は理学療法士は男性の方が圧倒的に多かったです。
男女比としても9:1という時代もあり、それだけ男の職場のようなイメージもありました。
しかし最近は最近は理学療法士の養成学校が増えたことや、女性が働きやすい環境が整ってきたことにより女性の理学療法士が増えています。
今は男女比は6:4となっていますが、今後5:5ぐらいまで増えることも十分あり得ます。
女性の理学療法士ですが、様々な点でメリットがあります。
それらを紹介していきます。
女性の理学療法士の場合、以下のようなメリットがあります。
職場復帰しやすい
理学療法士は国家資格職となっています。
理学療法士になるためには専門の学校でカリキュラムをこなし、単位を取得する必要があります。
そして国家試験に合格をして、やっと理学療法士になることができるのですね。
このような資格を持っているだけで何もないよりは当然就職がしやすいです。
女性の場合は産休や育休によって職場を離れる必要があることも多いです。
そんな時でも職場復帰や再就職も強いということで、女性には働きやすい職と言えるでしょう。
女性ならではのリハビリが可能
男性よりも女性の方が細やかな視点でリハビリを見ることができ、よりリハビリの質を高めることも可能となっています。
その他にもリハビリではトイレの自立支援を行うことがあります。
その場合、女性の患者さんだったら、やはり女性の理学療法士に見てもらった方が安心できるでしょう。
このように女性の理学療法士はニーズも高く、また女性がリハビリチームに加わることで、より細やかなリハビリをすることができるでしょう。
ただリハビリは力仕事も多く、その分ややはり男性に及ばないのも事実です。
なのでうまくバランスを取り、男女のチームで協力をしながらリハビリを進めるのが理想的です。
もし気になるようでしたら検討をしてみてくださいね。
女性で理学療法士になるには?遅いってことはある?

では実際女性で理学療法士になるにはどうすればいいのでしょうか?
続いて紹介をしていきます。
基本的に男女問わず理学療法士になるには大学と専門学校の2つのルートがあります。
それぞれ解説をしていきます。
大学
大学では4年間かけて理学療法士に必要な知識を学んでいきます。
大学の場合には研究機関としての役割も大きく、人体の運動学やリハビリ学を深く研究することも可能です。
大学も国立私立などで理学療法士になるための学科があることは意外と多いです。
専門学校
専門学校は3年ないし4年かけて理学療法士の実務について学んでいきます。
専門学校の場合には研究は行わず実務についてどんどん学んでいく感じです。
そのため1年の時から国家試験対策を行なうなど、早く手に職をつけたい場合にはおすすめとなっています。
理学療法士を目指せる専門学校も意外と多くあります。
夜間などの学校もあるので、仕事をやりながら育児をしながらでも通うことは可能です。
女性で理学療法士を目指す際に遅いということはあるのでしょうか?
こちらは理学療法士を目指すのに遅すぎるということはありません。
実際、大学や専門学校でも子育てを終えた方や、働きながら通っている方は多くいます。
上記のように国家資格を取ったら場所を選ばず再就職もしやすいため、
改めて資格を取得をするということは非常に良いです。
そして医療現場でもそのような人はよくいるので、若ければ良いということはあまりありません。
年齢関係なく仕事に真面目に取り組んでいける人でしたら採用もされます。
もちろん医療現場以外にも理学療法士の資格を生かして、介護施設や健康教室、ジムなど様々な場所で働くことができるでしょう。
どんな年齢でももし興味がありましたら、理学療法士について調べてみてくださいね。
まとめ
理学療法士の男女比は現在6:4となっています。
一昔前は男性の職場という感じだったのですが、今は理学療法士養成校が増えたり職場の環境が良くなり女性が増えてきました。
女性の理学療法士は違った目線からリハビリができたり、女性に対してのトイレのリハビリがしやすいなどのメリットがあります。
反面力仕事は大変なので、うまく男性と協力をしながらやるのが良いです。
理学療法士を目指すには遅すぎることはありません。
ぜひ仕事の選択肢の一つに理学療法士を検討してみてくださいね。