言語聴覚士は医療行為を行ってもいい?

  • 2025-05-08
  • 2025-05-08
  • 生活

病院には様々な医療従事者が働いています。

その中でも目立ちませんが重要な役割を果たしているのが言語聴覚士です。

言語聴覚士は主に言語聴覚分野のリハビリのプロフェッショナルとして、日々患者さんのために働いています。

そんな言語聴覚士ですが医療行為を行っていもいいのか気になりますよね。

ここでは言語聴覚士の医療行為について解説をしていきます!

言語聴覚士は医療行為を行ってもいい?

言語聴覚士とは国家資格を持った専門職です。

主にリハビリスタッフとして大きな病院やリハビリ専門の病院に勤務をして、患者さんを支えています。

言語聴覚分野は当たり前に機能をしていると思ってしがちですが、実はそうではありません。

事故や障害によってこれらが不自由な方は多く、言語聴覚士はそのような方のためにリハビリを行い日常生活の復帰をサポートします。

そんな言語聴覚士ですが、医療行為は行っていいのか気になります。

結論から言えば、許可なく医療行為をすることはできません。

詳しく解説をしていきます。

まず第一に医療行為とは一体何なのかということを知る必要があります。

例えば、病院でされることを全て医療行為として、捉えるのなら言語聴覚士だってできることはあるでしょう。

爪を切る、絆創膏を貼る、血圧を測る、これらを全て医療行為として考えるなら言語聴覚士でなくても誰だってできます。

なのでこれらを医療行為として考えるの少し無理があります。

医療行為ですが、一般的には「侵襲性」があるかどうかで区別できます。

看護師や検査技師の場合には採血、放射線技師の場合はレントゲン撮影は、患者に対して侵襲性が考えられるので医療行為に該当します。

そして言語聴覚士を始め、リハビリスタッフの場合には、リハビリも医療行為に該当します。

これらは本来医師が監督の元、患者の治療を第一に考え処置される行為です。

リハビリは運動学や解剖学など専門的な知識が必要になるほか、失敗をする可能性ももちろんあります。

ですので、リハビリスタッフが医師の治療を代行していると考え、医療行為に該当されます。

ただ注意をしたいのが言語聴覚士を始め、リハビリは勝手にスタッフが勝手に判断をして行うことはできません。

これらの医療行為は必ず医師又は歯科医師の指示のもとに行うということが、法律でも定められています。

これは言語聴覚士に限らず、全ての医療従事者に該当します。

緊急時には例外もあるのですが、医師または歯科医師の指示なしで医療行為をした場合には、

越権行為として見なされ処罰が下される可能性があるので注意をしてください。

言語聴覚士の行う医療行為について紹介します!

このように言語聴覚士は医師からの指示がなければ医療行為を行うことはできません。

ですので普段の言語聴覚士の業務は医師からの指示のもと行われています。

そしてその中で、言語聴覚士が考え実施したり、医師に相談をすることは全く問題ありません。

言語聴覚士の中には言語聴覚分野のスペシャリストとして、その分野では医師以上に知識があるという人もいます。

そんな言語聴覚士が普段行う業務、医療行についても紹介していきます。

言語訓練

まず言語聴覚士の中でも代表的な業務なのが言語訓練です。

様々な原因によりうまく発声ができなくなってしまった人に対して、言語聴覚士は様々なアプローチを行いスムーズな発声ができるようになります。

一言で言語訓練と言っても意味と言語の結びつきや、発声そのもの、発声持続時間など、その内容は様々です。

それらを少しずつリハビリを行い、患者さんの機能回復を目指します。

ただ言語に何かしら障害を持っている人の場合、普通よりも当然コミュニケーションが大変になります。

だからこそ言語聴覚士は患者さんに寄り添い、信頼関係を築きながらリハビリを行っていく必要があります。

聴覚訓練

聴覚訓練も言語訓練と同様に言語聴覚士の大事な仕事です。

聴覚は事故や障害以外にも高齢化によって衰えやすいです。

そのため言語聴覚士は機能いじを目指すと共に、補聴器や人工内耳の調節などといった業務も行うことがあります。

摂食訓練

言語聴覚士ですが摂食に関してもリハビリを行います。

自分の口で食べると言う行為はQOLの観点から見ても非常に重要です。

自分の口から食べられなくなるとチューブや胃ろうの設置になってしまうので、QOLが大きく下がってしまいます。

また誤嚥による肺炎は高齢者の死因にもなりやすいです。

だからこそ言語聴覚士はしっかり食事を取れるか、誤嚥をしていないかの確認をしてリハビリを行う必要があります。

このように言語聴覚士の行うリハビリは様々です。

もちろんそれ以外にも様々な業務が言語聴覚士にはあり、毎日病院では実施をされています。

言語聴覚士は医療行為を行ってもいい?のまとめ

言語聴覚士ですが医療行為を行う際には医師又は歯科医師の指示が必要になります。

言語聴覚士の場合、医療行為はリハビリ業務にあたり、こちらは医師が行うべき行為の代行をしていると考えられます。

言語聴覚士が医師または歯科医師の指示なしでリハビリを行うことは、明確な法律違反になるので注意が必要です。

言語聴覚士ですが日々の業務は多岐に渡り、その中でリハビリ業務を行っています。

大切な仕事ですのでもしなりたい場合にはぜひ自分でも調べてみてくださいね。