医療従事者の仕事は様々ですが、その中でもマイナーなのが言語聴覚士です。
こちらは主に言語聴覚分野でのリハビリを行うプロフェッショナルであり、
それらが不自由な人のサポートを行います。
そんな言語聴覚士ですがもともと海外で生まれた職であり、アメリカでの年収が気になりますよね。
ここでは言語聴覚士のアメリカの年収について解説をしていきます!
言語聴覚士のアメリカでの年収はいくら?

言語聴覚士は言語聴覚分野のリハビリを行う医療職です。
これらは当たり前に使えると思っている人も多いですが、事故や障害などでうまく機能をしない人もたくさんいます。
そのような人のリハビリを行いサポートをすることで、患者さんが日常生活を送れるようにするのが主な仕事となっています。
そしてこの言語聴覚士ですがアメリカにも同様の仕事があります。
日本の場合には、言語聴覚士はSpeech Therapistと呼ばれ、現場ではSTと呼ばれることが多くなっています。
一方アメリカの場合にはAudiologistやSpeech-language pathologistと呼ばれており、日本語で言うと言語療法士といった感じですね。
このアメリカの言語聴覚士ですが、数年前は年収は800万ほどと言われていました。
しかし、今は超円安時代になっていますし、今は年収も軽く1000万円を超えるほどになっています。
ちなみに日本での言語聴覚士の平均年収は420万円ほどとなっています。
管理職でも500万円を超えるぐらいとなっているので、決して年収は高いとはいえず、アメリカとの差はかなり大きくなっています。
ですが、どうしてアメリカの言語聴覚士の場合、ここまで年収が高くなっているのでしょうか?
その理由としては以下のことが挙げられます。
保険制度が異なっている
日本の場合には皆保険制度となっており、国民全員が保険に入っています。
なので医療費が安く、万が一の時でも様々な制度があるのですが、その分診療報酬や点数が定まっているので、
治療を行なってもそれ以上を取ることはできません。
一方アメリカの場合には皆保険ではないので、基本は自由診療です。
そのため医療費がとても高く、その分医療分野に働く人への還元も大きくなっています。
ただその分、数日間の入院で100万円以上の請求が来ることも多くなっています。
高度な専門職である
日本の言語聴覚士ですが、国家資格を有する専門職です。
言語聴覚士の国家試験を受験するには専門学校や大学で単位を取得し、国家試験に合格をする必要があります。
専門学校の場合は2年でカリキュラムが終了するので、最短で2年で言語聴覚士の資格を取得することが可能です。
一方アメリカの場合、大学を卒業後に専門大学院に2年から3年通い、その後に試験に合格をしてやっとなることができます。
最短でもなるのには6年はかかるのでその分高度な専門職となっています。
また日本の場合、言語聴覚士が業務を行う場合には医師からの指示が必要になります。
一方アメリカでは自分の判断によってリハビリ業務を組み立てることが可能です。
そのため特殊な技能を持っていると言うことでその分年収も高くなります。
このようにアメリカの言語聴覚士は年収1000万円を超え、高給な職業になっています。
ただその分医療費が高額であったり、より高い専門性が必要だったりなどの原因があります。
アメリカで言語聴覚士として働くにはどうすればいい?

同じ言語聴覚士としての業務でもアメリカの方がはるかに高給でしたら、
アメリカで言語聴覚士として働きたいと思うかもしれません。
その場合、一体どうすれば良いのでしょうか?
続いて紹介をしていきます。
日本で言語聴覚士の資格を持っているだけではアメリカでは働くことができません。
アメリカで言語聴覚士として働く場合には、
American Speech Language Hearing Association(ASHA)という団体から、資格を得る必要があります。
その際には以下の条件が必要です。
・ASHAが指定した学校で単位を取得し、規定時間のインターンを行う
・修士課程を修了する
・ASHAが行なっている筆記試験に合格する
・言語聴覚士の資格が使える職場で9ヶ月以上のフルタイム勤務を行う
このように結局はアメリカで再度言語聴覚士としての資格を取る必要があるようなものなので、
なかなか簡単にはいけません。
もし海外で働きたいというだけでしたら、青年海外協力隊のボランティアに参加するという方法もあります。
この場合には、日本の言語聴覚士の資格で海外でリハビリを行うことが可能です。
ただこの場合にはお金を稼ぐことが主題にはなりませんが。
しかし、アメリカで働くことも不可能ではないのでもし働きたいなら、自分で情報収集をしてしっかり勉強をするようにしてくださいね。
言語聴覚士のアメリカでの年収はいくら?のまとめ
言語聴覚士のアメリカの年収は現在1000万円を超えて日本に比べて高給となっています。
その原因としてはアメリカの医療制度や、高度な専門職となっていることが挙げられます。
アメリカで言語聴覚士として働く場合には、条件がありそう簡単にできるものではありません。
しかし、それでも不可能ではないので、興味がありましたらアメリカで働くことも目指してみてくださいね。