介護が必要になると様々なお金が発生します。
介護はいつ必要になるか分からないのでできるだけ計画的に備えておきたいですよね。
そんな時に利用をしたいのが介護保険です。
しかし、この介護保険ですが一体どういうものなのでしょうか？
いまいち介護保険についてわかっていない人も多いと思います。
ここではそんな介護保険について解説をしていきます！
介護保険とは？詳しく解説します
現代は医療技術も進歩して平均寿命も伸びています。
そして老後を安心して暮らすためにはいろいろな保険があるのですが、その一つが介護保険です。
介護保険には大きく分けて公的保険と、民間保険があります。
まずはそんな介護保険の公的保険について解説をしていきます。
公的介護保険
公的介護保険制度は平成12年からスタートをしました。
こちらはお住まいの市町村が運営をする保険制度であり、40歳以上になると加入をする形になります。
社会保険のような扱いであり、給料の場合には介護保険が天引きされるようになる感じですね。
この介護保険は基本的には40歳から64歳まで払い続けることになります。
そして65歳以上になると要介護認定に応じて給付金などがもらえます。
また40歳から64歳までの間でも介護が必要となる特定疾患が認められた場合、こちらも給付を受けることができます。
介護保険ですが、それ以外にも介護に必要なものを購入する際に保険が使えることもできます。
これらに介護保険を使ったら費用としても3割かた1割で済むので大きいです。
しかし、介護保険の申請の仕方としては一度全額払った上で申請をするという形になります。
介護保険の申請の処理は最初はよく分からないと思いますので、介護相談員やケアマネージャーに相談するようにしてください。
このように介護保険は全員が加入する保険ですし、介護が必要になったらしっかり活用するようにしましょう。
民間介護保険
介護保険ですが公的なものと、民間介護保険があります。
続いてこの民間介護保険についても紹介していきます。
民間介護保険は民間企業が提供をしている介護保険であり、加入は任意となっています。
民間介護保険の場合は、任意の加入ですのでいつ入っても構いません。
早いうちに入った方が保険料も安くなりますし、貯蓄型ですと還付金も大きくなります。
そして民間介護保険の場合は自分で好きなように保険を調整できるというメリットがあります。
給付の対象の疾患を広げることもできるので、万が一の時に介護保険が必要な時の備えをより手厚くすることもできます。
ただその分保険料の負担がありますし、保険会社の商品の中での対応がなかったら当然介護保険を受け取ることもできません。
なのでこちらはよく考えた上で必要なら入る程度で構わないです。
このように介護保険自体は介護に備える大切な制度です。
その介護保険には公的なものと民間のものがあります。
どちらも理解をした上で、介護保険をうまく活用するようにしてくださいね。
介護保険が使えるものを紹介！
介護保険ですが実際どのようなものが使えるかも気になりますよね。
続いて介護保険が使えるものについて紹介をしていきます。
居住サービス
まず介護保険を使うことで居住サービスを利用することができます。
居住サービスとは自宅に住んでいる介護者に対して、介護士や看護師などが訪問をしてサポートをする業務です。
日常生活の生活支援を始め、リハビリを始め健康管理全般を利用することができます。
通所サービス
介護保険ですが通所サービスも使うことができます。
通所サービスは上記のようなサポートを施設に行って行うことですね。
入所サービス
介護者を施設に入居させて介護を受けることもできます。
これらは短期や長期などの種類があり、それぞれ介護認定によって受けられるサービスも違います。
これらは介護者やその家族にとって必要なサービスであり、介護保険も使えるのでしっかりと申請をするようにしましょう。
介護用品レンタル
また介護保険ですが介護用品のレンタルにも使うことが可能です。
車椅子や電動ベッドなど、介護が必要になるとそのような大きいものも必要になります。
これらは全部買うと大変ですよね。
なのでレンタルをする人が多いと思いますが、そのレンタルでも介護保険は使えます。
介護用品の業者は介護保険が使えるかもしっかり把握しているので、分からないことがあったらしっかり聞いてみるようにしましょう。
特定福祉用具購入
腰掛け便座や特殊尿器、入浴補助用具など、レンタルをすることができない製品にも、介護保険は使うことができます。
自宅改修費用
自宅に手すりや段差解消など、バリアフリーの改修を行う場合、こちらも介護保険を使うことが可能になっています。
このように意外と多くのことに介護保険は使えるので、しっかり活用してくださいね。
介護保険とは？詳しく解説しますのまとめ
介護保険は介護が必要になった際に補助をしてくれる制度です。
公的な介護保険と民間介護保険があり、公的介護保険は40歳以上になると加入をします。
民間介護保険は必要に応じて検討をするようにしましょう。
介護保険は様々なサービスや費用を補助してくれます。
ぜひ介護保険をうまく活用して老後に備えるようにしてくださいね。