介護の新情報システム「LIFE」をわかりやすく解説します

  • 2025-06-11
  • 2025-06-11
  • 生活

今や生活に介護は欠かせないですよね。

少子高齢化社会の中で介護は重要な位置付けをされており、日々さまざまなシステムが運用をされ改良をされています。

そんな介護の新システムとして運用されているのが「LIFE」です。

このLIFEですが、一体どのようなものなのでしょうか?

ここでは介護の新情報システム「LIFE」について解説をしていきます!

介護の新情報システム「LIFE」をわかりやすく解説します

介護の新情報システムLIFEですが、2021年4月から運用をされています。

このLIFEについては介護業界以外の人だと一体何!?と思われている人も多いです。

まずはそんなLIFEについて詳しく解説をしていきます。

LIFEですが「Long-term care information system For Evidence)という略になっています。

日本語に直すと科学的介護情報システムとなっています。

情報システムの名前なのですが、LIFEという名前はわかりやすいですよね。

このLIFEの目的というのは、包括的なデータベースを運用して、科学的根拠の介護とPDCAサイクルの運用を目指すこととなっています。

LIFEでは介護をされている人の名前や性別などの基礎情報、そして基礎疾患、そして介護診療記録などが蓄積されていきます。

なのでこのLIFEさえ見れれば、介護者がどのような治療や介護を受けてきたことがわかるので、新たな施設や新たな医師や介護士がLIFEを見ることで今後の方針が立てやすくなります。

そしてまた記録を残していくことで、同様に新しい環境でも継続して根拠のある処置を受けることが可能になっています。

このような良い環境での循環こそがまさにPDCAサイクルですね。

LIFEですが2021年4月に全く0から始まったわけではありません。

LIFEの運用の前には「VISIT」と「CHASE」という同様の介護情報誌システムがあり、それらが統合されたという形になります。

それぞれについても一応解説をしていきます。

・VISIT

VISITは、

「monitoring & Valuation for rehabilitation Services for long-term care」の略です。

こちらは通所リハビリや訪問リハビリでの処置内容や、リハビリ計画などを蓄積するデータベースです。

VISITの運用は2017年度からスタートをしています。

・CHASE

CHASEは「Care Health Status & Events」の略となっています。

こちらは介護利用者のケアや介護の内容、そして今後の方針などを蓄積するデータベースです。

CHASEも2020年度よりスタートをしています。

このようにお互いに介護に必要な情報を蓄積していたVISITとCHASEですが、それぞれを統合させてLIFEという新たなデータベースとして運用をするようになりました。

その方が使いやすく、メンテナンスや管理もしやすくなりますからね。

LIFEですが厚生労働省によって運営されているシステムです。

なのでLIFEの利用自体は無料となっています。

LIFEの利用の流れとしてはこちらのシステムから登録を行い、その後にハガキで届くログインやIDの設定をしていきます。

あとはLIFEにデータを入力していくだけです。

このようなシステムによって、より良い介護の提供が目指されているのですね。

介護の新情報システム「LIFE」のメリットデメリットを紹介

LIFEですがメリットデメリットについても気になりますよね。

続いてそんな介護の新情報システムLIFEのメリットデメリットについて紹介をしていきます。

メリット

まずはメリットからです。

PDCAサイクルがしやすい

まず挙げられるのがやはりPDCAサイクルのしやすさでしょう。

データベースに一括で介護者の情報を入力していくことで、介護に関係する情報収集がしやすいです。

そしてそれにより最適な介護計画、方針を立てることができるので、より良い介護を提供することができます。

点数加算がある

LIFEですが導入をして実際に運用をすることによって点数加算をすることができます。

LIFEの導入自体は無料でできるため、多くの介護施設で素早くより利益を得ることができます。

デメリット

続いてデメリットです。

システムが未完成

LIFEですが便利なシステムではありますが、まだまだ未完成な部分も多いです。

運用も間もないこともあって、現場と使いやすさに差があり、どうしても使いにくさを感じることもあるようです。

また包括システム化をすることによって、不具合やメンテナンス時にも使えないという危険性があります。

入力の負担

LIFEですがデータを見るのは便利ですが、そのためには当然入力をしなければなりません。

それらは介護士などが現場での仕事の合間に行うことになります。

ただでさえ忙しい業務の中で、LIFEがさらに業務の負担になってしまうこともあります。

このようにLIFEにはメリットデメリットがあり、今度のブラッシュアップが望まれています。

介護の新情報システム「LIFE」をわかりやすく解説しますのまとめ

介護の新情報システム「LIFE」は科学的介護情報システムのことを指します。

介護の包括的なデータベースを運用することで、PDCAサイクルをスムーズにし、さらに良質な介護を提供することができます。

ただ、そのようなメリット以外にもデメリットもあり、さらにブラッシュアップが必要となっています。

介護には新しい技術などが使われて、ぜひ利用者も幸せに、そして介護職員も働きやすいようになってもらいたいですね。