家族に介護が必要になるとデイサービスの利用を考えなくてはなりません。
ただ大切な家族と預けるとなると色々心配になってしまいますよね。
またデイサービスではどんな苦情があるのかも気になります。
デイサービスを利用するにしてもクレーマーのようにはなりたくありません。
なのでデイサービスでよくある苦情については知っておきたいですよね。
そこでここではデイサービスにくる苦情の事例について説明をしたいと思います!
デイサービスにくる苦情の事例について説明します

デイサービスとは通所介護のことを指します。
通所介護とは朝に送迎によって介護施設に行き、夜には家に帰ってくることです。
これによって被介護者は生活環境を変えることなく介護を受けることができます。
またデイサービスは要介護度1から5までの人が利用することができます。
なので最初の介護として選ばれることも多く、いろいろ気になりますよね。
そんなデイサービスの利用を考えている人は多いと思います。
ただ家族を預けるのならデイサービスにくる苦情の事例を知っておきたいですよね。
デイサービスにくる苦情の事例ですが、以下のことが挙げられます。
貴重品の紛失
介護施設では貴重品の紛失はよく起きてしまいます。
そのため、もともと貴重品の持ち込み自体を禁止していることもあります。
ただ利用者の中には思い出の品ということで肌身離さず持っていたいという方もいます。
しかしそうなると何かの拍子で忘れてしまい、貴重品の紛失ということがよく起きます。
介護施設の場合、この手の貴重品の紛失はよくあるので、チェックシートや目視による確認はしています。
しかしそれでも人間ですからどうしても貴重品の紛失が起きてしまい、責任の有無や弁償をするかしないかなので苦情につながることがあります。
転倒事故
また介護施設でよく起こりるのが転倒事故です。
転倒事故が起きると利用者の予後に大きく影響をします。
なので介護施設でも転倒には十分に注意をしています。
ただそれでもこちらはどうしても起きてしまう事故です。
この場合は、施設側ですぐに病院に連れていくなど対応をし、必ず家族に説明をします。
その際に介護料金を払わないなどの苦情を言ってくる家族はいます。
もちろん転倒の責任の所在や今後の対応について話し合うことは大事です。
ですがそれとお金を払わないなどと一方的に突きつけることは違います。
入浴の希望
デイサービスなどの介護施設では入浴を強く希望する家族もいます。
入浴は自宅ではなかなかすることができないだけでなく、不潔だと被介護者の病気にもつながりやすいです。
そのためデイサービスを利用するのなら、入浴だけでも済ませてもらいたいと思う家族は多いです。
ただ介護施設では入浴は条件が整わないと行うことができません。
体温や血圧が高い場合には入浴を中止することもあります。
これは利用者の健康や万が一のことを考えての対応なのに、家族の中では強くデイサービスに苦情を言って入浴を希望する家族もいます。
拘束を嫌がる
認知症の被介護者がいる場合、時には拘束を行うことがあります。
適切な介護ができない場合や介護者に危険がある場合、他の利用者に迷惑をかける場合の一時的な拘束は認められています。
しかし家族の中には家族の拘束を嫌がり苦情を入れる人もいます。
もちろん倫理的な範疇を超えた拘束の場合には話し合う機会もあるでしょう。
ですが業務上仕方がないような校則に対しても過剰に苦情を入れる家族はいます。
自分の希望通りにならない
デイサービスのような介護施設の場合、対人の仕事ですので常に流動的な対応が必要とされます。
時には他の利用者の介護を優先したり、送迎の時間がずれてしまったりなどのことはよくあります。
それは業務上仕方がないなのに家族によっては、お金を払っているのだから希望通りの介護をしろと苦情をいう人がいます。
このようにデイサービスでのクレームは家族を中心にたくさんあります。
家族を預ける以上心配になることはわかりますが、度を超えたクレーマーにならないように気をつけるようにしてください。
デイサービスにくる利用者からの苦情の事例も紹介します!

デイサービスにくる苦情ですが、場合によっては利用者自体からもあります。
その場合は以下のことが挙げられます。
飯がまずい
利用者からの苦情として多いのが食事です。
デイサービスでは管理栄養士による栄養バランスの良い食事が出されます。
また誤嚥を起こさないように硬さなども人によって調節がされています。
それなのにまずいと言って食べなかったり、職員に苦情を言うことがあります。
態度が悪い
職員の態度が悪いということで苦情を言う利用者もいます。
介護職員の場合、被介護者を子供のように扱ってしまう人もいます。
それが気に食わなくて、苦情につながる可能性があります。
タバコが吸いたい
デイサービス内は当然禁煙です。それなのにタバコが吸いたいと苦情を言う場合もあります。
このように利用者からの直接的な苦情の場合は、デイサービスの生活自体に関することが多いです。
デイサービスにくる苦情の事例について説明しますのまとめ
デイサービスでは苦情の事例がいくつかあります。
ただそれらの原因はしょうがない、したくてしていることではないのがほとんどです。
もちろんデイサービス側に責任があるのならしっかりと話し合うことも大切です。
ですがそれでも冷静になって話し合った、お互いの納得できる点を見つけるようにしてくださいね。