ファーウェイP20 liteのカメラ機能レビューとリフォーカスカメラ

スマホを買い換えました。

ファーウェイP20 lite SIMフリーです

値段がお手頃なのにカメラ機能が充実していてお気に入りです

今日はそのカメラ機能についてレビューします

基本スペック

カメラ周りの基本スペックは背面カメラ・インカメラ共1600万画素です

カメラモード

カメラモードはこんな感じで用意されています

今日はこの中から「プロ写真モード」と「ワイドアパーチャーモード」を紹介します

プロ写真モード

「プロ写真」という名前がすごいですが、要はISO感度や露出をマニュアル設定できるモードです

画面下部の部分で、ISO・シャッタースピード・露出補正・AFモード・ホワイトバランスがマニュアルで設定できます

ワイドアパーチャーモード

アパーチャーと言っても一般の方はなんのことかわからないですよね。

アパーチャーとは絞りのことです

ワイドアパーチャーモードの機能は2つです

1つは、撮った後でも画面内の任意の位置にピントをあわせることができる

2つめは、撮った後でもピントのボケ量をかえることができます

任意の位置にピントをあわせる

撮った後の写真の画面内の背景部分をタッチすると背景にピントが合います

下の写真は、背景のビルにタッチしてみました。
手前のペットボトルはボケています

画面内のペットボトル部分をタッチするとペットボトル部分にピントが合います

ピントのボケ量を変える

画面下部のスライダーでピントのボケ量をかえることができます

背景のボケ量を小さくしてみました↓

 

次に背景のボケ量を大きくしてみました↓

本当はピントを変えているわけではない

上の説明では「ピントを変えることができる」と説明しましたが、厳密にはピントを変えているわけではないです

例えばペットボトルにピントがあった写真は、ペットボトルにピントを合わせたのではなく、背景を画像処理でぼかしていると思われます

なので、そのぼかし強度も任意に可変できるということになります

本当にピントを変えるカメラ

世の中には、撮影後にピントを変えることができるカメラが存在します

「リフォーカスカメラ」(後でピントカメラ)と呼ばれるカメラがそれです

カメラメーカーやベンチャー系メーカーで研究開発されています

このカメラは、撮像素子の素子個々にそれぞれ撮影シーンの距離情報を取得します

つまり、一般のカメラは光強度と色を取得しますが、リフォーカスカメラは距離情報も取得します
(P20 liteも距離情報を取得していますが原理が全く違うのでここでは省略します)

そして、後からピントを任意に変えることができます

これは画像処理でぼかすとかではなく、本当に画像のピントの位置を変えるものです

リフォーカスカメラは一部実用化されていますが、画質やコストの問題でまだ一般的ではないです

今後の開発に期待したいカメラです

以上「ファーウェイP20 liteのカメラ機能レビューとリフォーカスカメラ」でした、ありがとうございました。