ロードバイクにおいてはヘルメットの着用率は高く、ヘルメットをかぶっていない人のほうが少なくなっています
そういうふうに、ヘルメットは一般の人にも受け入れられてきました
しかし、ここで大きな問題があります
ロードバイクのヘルメットが似合わないという問題です
本記事では、ロードバイクのヘルメットが似合わない原因と
キノコ頭にならないおすすめのヘルメットを紹介します
そして歴史的に自転車のヘルメット着用が進まなかった原因はツール・ド・フランスにあったこと。
そしてヘルメット有り無しでの死亡率の差を紹介します
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ロードバイクのヘルメットが似合わないという問題
ロードバイクのヘルメットが似合わないという問題について順番に探っていきます
ロードバイクのヘルメットが似合わない原因
ヘルメットが似合わない人を見てみると、なにか不自然なのです
何が似合わないかと言うと、「キノコ頭」になってしまうのです
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なぜキノコ頭になってしまうのか
キノコ頭とはかぶったヘルメットがキノコのように見えるところからキノコ頭と言われています
キノコ頭になる原因はヘルメット自体のデザインによるところが大きいですが、同じヘルメットをかぶってもキノコ頭になる人とならない人がいます
キノコ頭の原因:ヘルメットのデザイン
ヘルメットをかぶった顔を正面から見たときに、顔の幅より大きくヘルメットが出っ張るデザインは、キノコ頭に見えやすいです
だからといって、ヘルメットを薄くしてしまうと安全性が落ちてしまうのである程度の幅と厚さは必要です
キノコ頭の原因:ヘルメットのサイズが大きい
ヘルメットにはサイズがあるのですが、自分の頭より大きいヘルメットをかぶるとキノコ頭になってしまいます
最近のヘルメットには頭のサイズに合わせてアジャストできるアジャスターがついているものがあります
このタイプのヘルメットだと、自分の頭より大きなヘルメットでもフィットさせることができてしまいます
そういう状態でも機能的には何ら問題ないのですが、大きなヘルメットですので見た目はキノコ頭になってしまいます
キノコ頭にならないヘルメットの選び方
キノコ頭にならないヘルメットの選び方を紹介します
ロードバイクヘルメットのサイズの選び方はサイズはギリギリまで小さくする
上にも書いたように、サイズが合ってないサイズが大きいヘルメットはキノコ頭になるので、サイズ選びはギリギリまで小さいヘルメットを選びましょう
しかし小さすぎるサイズは、長時間の装着で頭が痛くなってくるので避けましょう
適正なサイズのなかでも小さめを選ぶという意味です
それから比較的安価なヘルメットは、サイズ展開をしておらず、1サイズであとはアジャスターで調整するスタイルのものがあります。
こういうヘルメットは、多くの人の頭が入るように大きめに作ってある場合があります
なので、頭が小さい人は小さなサイズが用意してあるモデルを選びましょう
キノコ頭にならないデザインの自転車ヘルメットおすすめ3選
それでは、キノコ頭になりにくいデザインのヘルメットがいくつかありますので紹介します
OGKは日本のメーカーなので、日本人の頭の形にあったヘルメットを開発しています
またこのヘルメットの特徴として後頭部の出っ張りが少ないので、他のロード用ヘルメットでよくある「エイリアン化」も防ぐことができます
それでもロードバイクのヘルメットが似合わない人はサングラスをすると良い
キノコ頭にならないヘルメットを買ったのに、それでもロードバイクのヘルメットが似合わない人はサングラスをすると良いです
自転車用のサングラスが売っていますのでそれを装着すると、不思議とヘルメットが似合って見えます
是非試してみてください
見慣れれば大丈夫
実は見慣れれば大丈夫ではあるのです
初めてロードバイク用のヘルメットをかぶったときは、キノコ頭にも見えるし、エイリアンのようにも見えるものです
でも、ヘルメットをかぶった周りの人や、ヘルメットをかぶった自分を見慣れるようになると、そんなにおかしくはなくなります
特にエイリアンヘルメットはすぐに慣れますよ
ロードバイクのヘルメットをおしゃれにかぶるには?
キノコ頭にならないヘルメットを選んでも、自転車用サングラスをかけても、ヘルメットのかぶり方が正しくないとヘルメットが似合わないです
そこでロードバイクのヘルメットをおしゃれにかぶる方法を書きます
1.ヘルメットの位置は眉上セッティング
ヘルメットの前部のエッジは眉上の位置にセッティングします
初心者でよくおでこが出ている人がいますが、それはかっこわるいです
2.ストラップの長さ
ストラップの適切な長さは、あごとストラップの間に指2・3本が入るぐらいが理想です
3.ヘルメット後ろのアジャスター
ヘルメット後ろにアジャスターがあるタイプは、しっかり頭をホールドする事が出来ます。
4.頭を前後、左右に振ってもズレなければOKです
ヘルメットは着用して頭を前後、左右に振ってもズレなければOKです
ロードバイクはヘルメットなしで乗ってもいいの?
ところでロードバイクはヘルメットなしで乗ってもいいのでしょうか?
法律的には自転車はオートバイと違ってヘルメット着用の義務はないです
道路交通法では自転車乗車時のヘルメットの着用義務はなく、ノーヘルでも罰則はありません。
13未満の子供に対しては、保護者が子供にヘルメットを着用させる努力義務はありますが、子供がヘルメットを被らなくても違反というわけではありません。
しかし一般の自転車でも頭部を打つと大怪我をすることもあります。
特にロードバイクなどのスポーツバイクの場合はスピードもかなり出ますから、ヘルメットは着用していた方が絶対に安全です。
自転車のヘルメット着用義務化のきざし
近年各自治体では自転車でもヘルメットの着用を義務づける条例をつくるところが増えてきました
例えば、仙台市では平成30年に、自転車損害賠償保険や共済(自転車保険)への加入義務付けとならんで、ヘルメット着用の努力義務とした条例を公布した
仙台市以外でも同様の条例を制定する自治体が増えています
但し、ヘルメットの着用が義務化されると、ヘルメットを購入する費用などの負担が増えてしまうことから、義務化に対して反発する声も多いようです。
そんな反発に対して、一部の自治体では、安全講習を受ける事により、ヘルメットの購入費用のうち半額(上限2,000円)までを補助するというような対応をしているようです。
ツール・ド・フランスの影響
最近はロードバイクの影響もあってかヘルメットを着用している人も増えているように思います
そのせいか、今ではスポーツバイクに乗るのであれば、むしろヘルメットを着用していない方がカッコ悪く見えたりするくらいに、自転車のヘルメット着用のイメージは変わったように思います。
このヘルメットに対するイメージが変わったのが、ツール・ド・フランスだと思います
ツール・ド・フランスは世界で一番有名な自転車ロードレースです
そのツール・ド・フランスでは長年、ヘルメットを着用しませんでした。
主催者がヘルメット着用を推奨しても選手たちはヘルメットを被らず、サイクルキャップでレースをしていました
転倒して頭部を強打し、亡くなる選手もいました
それでも選手はヘルメットを拒否しました。その理由は「プロならば転倒は自己責任である」「ヘルメットをかぶるなんてプロじゃない」という古い考え方でした、しかしその当時はそれが常識でした
そして一般の我々サイクリストも真似をしてサイクルキャップをかぶっていました
しかし、後にツール・ド・フランスの主催者は強制的に選手たちにヘルメットをかぶるルールを発行しました
ヘルメットをかぶっていないとレースに出れなくしました
その結果、ツール・ド・フランスでもヘルメットをかぶるようになって、その影響は一般のサイクリストにもおよびました
ヘルメットの安全性
ヘルメットメーカーOGKの実験によると
時速17km/hで落車で頭から落ちた場合にヘルメットがないと死亡率70%
そこを、ヘルメットがあればおよそ3%まで落とす事が出来るそうです
ぜひ自転車に乗るときはヘルメットを着用するようにしましょう
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