春が終わると、季節は暑い夏になるのですが、その前に来るのが梅雨ですね。
梅雨のジメジメとした時期は嫌ですよね。
洗濯物も乾きませんし、髪の毛はモサモサになりますし、
何より雨が続くと鬱蒼とした気分になってしまいます。
梅雨といえば大体6月のイメージですが、
2020年の梅雨入り予想はどうなっているのでしょうか?
また梅雨入り予想とは根本的にどのようなものなのでしょうか?
梅雨入りを誰がどうやって決めているかって、
意外と知らないですよね。
ここでは、そんな知っているようで意外と知らない梅雨入り予想についてや、
梅雨入り予想2020について詳しく解説をしていきたいと思います。
梅雨入り予想とは?
まず、根本的に梅雨入り予想とはどのようなものなのでしょうか?
誰が決めているのでしょうか?
まずはそこから解説をしていきたいと思います。
まず、梅雨入り予想や宣言は気象庁が行っています。
まぁ気象庁は日本の天気にまつわることの最高機関になりますので、
当然梅雨入りを決めているのも納得ですね。
気象庁は梅雨入り以外にも桜の開花予想も行っていますね。
では、気象庁が決める、梅雨入りの基準や定義とは一体なんなのでしょうか?
紹介していきます。
梅雨入りの定義としては以下のようになっています。
「晴天が2日以上続いた後、梅雨全然の影響で、前日と本日が雨で、
さらにその後1週間の天気予報が5日以上雨または曇り」
なんだか少しわかりづらいですよね。
まぁ簡単に言いますと、2日晴れた後に、梅雨前線の影響で2日雨が降り、
その後の天気も雨や曇りばっかりだと梅雨ということになります。
梅雨といえば6月のイメージがあるかもしれませんが、
日本は北から南まで様々な気候になっています。
ですので、
例年の場合は、
沖縄は4月下旬から5月中旬、
関東近畿東海がが6月上旬から7月上旬、
東北が6月中旬から7月上旬ぐらい、
北海道は梅雨前線の影響によって梅雨はないと言われています。
筆者も6月に北海道に行ったことはありますが、
この時期に北海道はカラッとして涼しくとても過ごしやすいです。
しかし、このように梅雨入り予想についてですが、
実際非常に難しいとされています。
それはあくまでも気象庁は天気予報に基づいて梅雨入り予想や宣言を出すので、
当然外れることも多いです。
ですので、梅雨入り宣言を出した後に、晴天が続いてしまって、
気象庁が修正を出すことも多いです。
そして実は何より、今は気象庁は梅雨入り宣言をしていません。
それは上記の通り、梅雨入り宣言は非常に難しく、下手に宣言をすると、
一般市民が混乱をすることがあるからです。
梅雨入りや梅雨明けの予想によって動き始める商売はたくさんあります。
例えば、農業の水路整理や、ビアガーデンや海の家などの季節物の商売が当たりますね。
これらは梅雨入りや梅雨明け宣言をして外れたら損害を被ってしまいます。
ですので、気象庁はあくまでも「梅雨入り予想」として、
アナウンスする際も「梅雨入りをしたとみられます。」などかなり濁した言い方をします。
まぁそのような事情を考えるとしょうがないのかもしれませんね。
このように単に梅雨入り予想や宣言と言っても、仕事内容によっては、
非常にシビアな情報であったりします。
近年は異常気象も多いですし、さらに梅雨の期間の予想が難しくなっています。
ですので、気象庁の梅雨入り予想もあくまでも予想として、
判断をするべきかもしれませんね。
梅雨入り予想2020
では今年の梅雨入り予想2020はどうなっているのでしょうか?
梅雨入り予想2020について調べてみましょう。
当然まだ気象庁からの公式なアナウンスはないので、
あくまで2020年の天気から予想になります。
梅雨入り予想2020ですが、平年より遅い地域が多くなりそうです。
5月になると沖縄や奄美地方で梅雨入りが予想されていて、
そこから順次各地方で梅雨入りが予想されていきます。
ただ西日本は2019年の梅雨入りは観測史上最も遅い梅雨入りでした。
ですので西日本に梅雨入りとしては昨年より2,3週間は
早い梅雨入りになる可能性があります。
ですが、関東甲信越や東北地方に梅雨入りに関しては例年より遅く、
1週間ほど遅い梅雨入りの可能性があります。
また梅雨の時期としても例年よりまとまった雨量が降ると予想をされており、
強い雨に注意が必要になりそうです。
このような梅雨入り予想2020が現時点で気象会社などで予想をされています。
予想だとしても、しっかり備えをしておいて憂いはありません。
大雨による被害も起こることがありえますので、万が一のために、
家にいることも多いですし、災害セットなどの確認をしておく良い機会かもしれませんね。
梅雨入り予想2020のまとめ
梅雨入り予想についてはおわかりいただけたでしょうか?
近年は異常気象が多く、突然災害に巻き込まれることもあります。
ですので梅雨入り予想に限らず、天気予報はチェックをして、
安全に梅雨明けを迎えるようにしてくださいね!