観葉植物のプランターの土がカビ臭い原因と対処法

観葉植物のプランターの土がカビ臭い!!その原因と対処法

おしゃれなインテリアとして人気の観葉植物。

部屋のアクセントにもなります。

そして見ているだけで心が癒されますよね。

そんな人気の観葉植物ですが、観葉植物の土からカビ臭いにおいがしてきてお困りではありませんか

という訳で今回は「観葉植物のプランターの土がカビ臭い!!その原因と対処法」をお送りさせて頂きますね

観葉植物のプランターの土がカビ臭い原因と対処法

観葉植物のプランターの土がカビ臭い原因と対処法を紹介します

観葉植物の鉢植えの土が臭い原因はカビです

観葉植物の臭いの原因は土のカビです

土は長年使っているとどんどん古くなります。

そんな土を長年使い続けていると、土自体にカビが生えてしまったりします

また雑菌の影響で土自体の状態が悪くなってしまいます

古い土は雑菌やカビが繁殖しやすくなります。

特に、植え替えをせず何年も同じ土を使い続けてカビが生えたり土の質が悪くなってしまったりすると、土からカビの臭いがしてきます

土の表面に白っぽい綿のようなものが見えたらそれはカビです

土の表面にカビが見えなくても、土の中でカビや細菌が繁殖していることもあります

また、カビだけでなく、虫の発生源になるということも考えておかなくてはいけません。

また、土の臭いはコバエやハエが好むため、虫の発生・繁殖する原因にもなります

 

観葉植物のプランターの土の臭いの対処法

土のカビが原因の場合は土の入れ替えをおすすめします。

ほとんどの植物にとって、植え替えに適した時期は5月から9月の間なので、この期間に植え替えができれば、株が弱ったり枯れたりする可能性が低くなります。

真冬の土の入れ替えは株にダメージを与えてしまう場合がありますので要注意です

観葉植物のプランターの土の入れ替え方法

土は自分で配合してもいいですが、「観葉植物の土」といった名前で販売している観葉植物専用の土がありますのでそういうのを使うと便利です

1.まず鉢から観葉植物を丁寧に抜きます。

鉢から抜き取ると、枯れた根や古い土があるので、手でほぐしながら取り除きます。

土は全て綺麗に取り除くのではなく、軽くほぐして取れる程度(全体の1/3くらい)で結構です。
根が簡単に崩れる場合は、古い土を多く落としても構いません。

鉢の中で根がはりすぎていた場合は少し根をハサミでカットします

但し、寒い時期に植え替える場合には、ほぐさないでそのまま直接植えこんでください。

 

2.次に用意しておいた鉢の底には、排水性が良いように鉢底石を敷いておきます。

量は、だいたい鉢の深さの1/5〜1/6程度です

次に、観葉植物の土などの専用の土を鉢底石の上部分に敷きます。

 

3.植え替える植物を真中に配置し、隙間部分に土を入れてください。

土は鉢を軽く叩き、隙間が無い様、丁寧に入れてあげて下さい。

観葉植物用の土には、肥料がすでに含まれているので肥料を加える必要はありません。

 

4.土を入れ終わったら、まんべんなく水やりをします。

幹をゆすりながら水やりをすると根の隙間に入り込めなかった土が、隙間にどんどん入り込んでいきます。

 

以上で植え替えは終了です

土を入れ替えない方法もあります

カビが少ないときは、土の入れ替え(鉢の植え替え)をしない対処法もあります

2つの方法をご紹介します

■土をアルコール消毒する
カビの菌は、消毒用アルコールで死滅させることができます。

カビが生えた表面の土を取り除き、取り除いた土を新聞紙やビニールシートに広げて、アルコールを噴霧して消毒します。

その後、土を乾かしてから、再び土を植木鉢に戻します。

時間がない時は、カビが生えた土に直接アルコールを噴霧しても効果が得られます。

その際は植物にアルコールが当たらないように注意して下さい。

■表面の土を交換する
カビが生えている表面の土を取り除いて捨てます、その後に「観葉植物の土」を補充します

そもそもなぜ観葉植物の土にカビが生えるのか

そもそもなぜ観葉植物の土にカビが生えるのでしょうか

観葉植物に限らず、空気中のカビの胞子が落ちた場所がカビにとって育ちやすい環境だと瞬く間に生えてしまいます。

カビは日当たりが悪く水分が多い場所を好みます。

観葉植物の土も、以下のような状態だとカビが好む環境となり、カビ発生の原因となります。

1.通気性が悪い場所に置かれている

観葉植物の土にカビが生える原因として第一に挙げられるのが、観葉植物の設置場所です。

置かれた場所が、窓がない部屋や、風通しの悪い日陰で、通気性が悪いと、鉢の中に湿気が溜まり、カビが生えやすくなります。

特に梅雨時などはカビが生えやすいですが、環境が整えば冬場でも温かい室内では関係なく生えてきます。

2.日当たりが悪いところに置かれている

カビは日光に含まれる紫外線を嫌い、日当たりの悪い場所を好みます。

観葉植物も直射日光を好まないものが多く、日陰でも育つ品種もあり、どうしてもカビが好む環境になってしまいます。

3.土がずっと湿っている

観葉植物の土が水のやりすぎなどにより、土の表面がずっと湿っている状態になっていると、カビが生えやすくなります。

4.肥料のやりすぎ

カビはわずかな栄養分でも生えますが、栄養分がある環境をより好みます。

地表に置くタイプの肥料を置くと、植物が吸収する前に、肥料にびっしりとカビが生えることがあります。

観葉植物のカビを防ぐ予防のポイント

1.風通しの良い場所に置く

観葉植物の土に生えるカビを防ぐためには、まず風通しの良い場所に置き、定期的に換気を行い鉢に湿気をためないことが大切です。

窓のない部屋や、窓があっても開かない、換気の出来ない場所に設置する場合は注意が必要です。

特に梅雨時・夏場は極力、風通しの悪い場所を避けて設置するのがおすすめです。

2.受け皿に水をためない

カビが好む湿気をためないように、土の表面がいつも湿っている状態になることを避け、受け皿にも水がたまらないように気をつけましょう。

受け皿に水をためると、カビだけでなく害虫や根腐れの原因にもなります

3.日光が当たる場所に置く

カビは直射日光を嫌いますので、日光が当たる場所はカビが生えにくいです

しかし観葉植物は直射日光で弱るものが多いです。

その場合は、直射日光ではなくてレースのカーテン越しの光などが当たる場所に置くことで、植物の生長を助け、さらにカビを防ぐことも出来ます。

4.肥料に注意する

たくさん肥料を与えてはいけません。

植物が吸収する以上の栄養分はカビの栄養源になってしまいます。

そして与える肥料は有機肥料はなく化学肥料のほうがカビが発生しにくいです。

5.土の表面にウッドチップを敷かない

ウッドチップを敷くと湿気がこもってカビが生えやすくなります

土を隠したい場合は通気性の良い軽石などがおすすめです

土の臭いの原因は肥料の場合もあります

土に与えた肥料が嫌な臭いの原因になることがあります。

有機肥料などは、天然の養分から出来ており、臭いを発するものなどがあります。

その臭いが室内に充満して、悪臭となります。

室内で観葉植物を育てる際には、無臭の肥料を選ぶようにしましょう。

化成肥料などは臭いがなく、栄養素もバランス良く配分されているため、観葉植物を育てるのであれば、こちらがおすすめです。