
ひんやり敷きパッドと呼ばれています
でもこのひんやり敷きパッドですが、シーツの下に敷くのか、シーツの上に敷くのか、それともシーツはいらないのかなど、色々わからないことがあります
使い方を間違って、ひんやり効果が発揮できなかったりしたらいやですよね
そしてそもそも、ひんやり敷きパッドってなぜひんやりと冷たく感じるのでしょうか
また、ひんやりジェルマットという商品もあります
ひんやり敷きパッドとひんやりジェルマットの違いは何でしょうか
という訳で今回は「ひんやり敷きパッドの使い方!仕組みは?ジェルマットとの違いは?」をお送りさせて頂きますね
ひんやり敷きパッドの使い方!
ベッド・マットや布団そしてシーツなど、どういう順番でひんやり敷きパッドを使えばいいのでしょうか
その答えはズバリ「一番上にひんやり敷きパッドを敷く」のが正解です
ときどきシーツの下にひんやり敷きパッドを敷いている方もいますが、それは間違いです
必ずシーツの上にひんやり敷きパッドを敷いてください
つまり、体に直接接触するように使ってください
ひんやり敷きパッドの使い方:ベッドの場合
ベッドの場合のひんやり敷きパッドの使い方、敷く順番を紹介します
一番下にマットレスがきます。マットレスはコイルバネが入っていたり、ウレタンでできていたりします
その上にマットレスプロテクターを敷きます
マットレスプロテクターは近年普及してきたものです。
マットレスプロテクターはなくてもいいですが、その名の通りマットレスが汗や汚れで痛むのを防ぐために使います
マットレスプロテクターの上にベッドパッドを敷きます
ベッドパッドの役割は、マットレスの寝心地を改善する目的と同時に汗を吸収してマットレスの汚れを防ぐ役割があります
マットレスの寝心地が十分であれば、敢えてベッドパッドを購入する必要はありません
ベッドパッドの上にシーツを敷いて、最後にひんやり敷きパッドを敷きます
ひんやり敷きパッドの4すみにはゴムがついていますので、マットレスに引っ掛けて固定してください
ひんやり敷きパッドに直接寝る形になります
敷く順番をまとめると
マットレス⇒マットレスプロテクター⇒ベッドパッド⇒シーツ⇒ひんやり敷きパッド
となります
ひんやり敷きパッドの使い方:和布団の場合
和布団の場合のひんやり敷きパッドの使い方、敷く順番を紹介します
一番下に敷ふとんがきます。
その上に敷布団カバーかシーツをかけます
最後にひんやり敷きパッドを敷きます
ひんやり敷きパッドに直接寝る形になります
敷く順番をまとめると
敷布団⇒敷ふとんカバーまたはシーツ⇒ひんやり敷きパッド
となります
ひんやり敷きパッド(ひんやりシーツ)の仕組みは?
ひんやり敷きパッドがひんやりする仕組みはどうなっているのでしょうか?
ひんやり敷きパッドがひんやりする仕組みは「接触冷感」という原理になります
接触冷感は、触ったときにひやっと冷たく感じる感覚のことです
間違いやすいのですが、ひんやり敷きパッド自体が冷たいのではありません
接触冷感作用によって触れると冷たく感じるのです
なぜ冷たく感じるかという原理ですが、触った時に人間の熱がひんやり敷きパッドに移動することで、ひやっと冷たく感じるのです
大きな石の固まりや鉄やアルミニウムの板を触ると冷たく感じますよね
これは人間の熱が石や鉄・アルミニウムに移動することで冷たく感じます
木の板は、熱の移動量が小さいので冷たく感じません
つまりひんやり敷きパッドは普通の繊維より熱の移動量が大きい材料で作られており、そのためにひんやり冷たく感じるのです
繊維の中では、ポリエチレンがダントツに熱の移動量が大きいので、ひんやり敷きパッドはポリエチレンが主な材料になっているものがより冷たく感じます
ただ、ここで注意点があります
接触冷感という原理を使っている関係上、人間の熱がひんやり敷きパッドに移動し終わってしまうと、それ以上人間の熱が移動できなくなるので冷たさがなくなってきます
寝返りをうったりして、体がひんやり敷きパッドに接触している場所を変えるとまた冷たく感じます
また人間は温度だけではなく湿度によっても快適さが変わってきます
さきほど、ポリエチレンが一番熱の移動量が大きいと言いましたが、ポリエチレンは吸水性がないので、
睡眠中に体から発散される蒸気を吸収することができず、ムレて寝苦しくなります。
そのため、ひんやり敷きパッドを選ぶときは、ポリエチレンに吸水性のある素材(例えばレーヨン)が混紡されているものを選ぶといいでしょう
ひんやり敷きパッドとジェルマットとの違いは?
冷たく感じる寝具としてひんやり敷きパッド以外に、ひんやりジェルマットというものがあります
このひんやり敷きパッドとジェルマットとの違いはなんでしょうか?
ジェルマットの構造は、ゼリー状のジェルを塩化ビニルなどで封入したマットになります
このジェルが人間の熱を吸収してひんやり冷たく感じます
ただ、ジェルマットは、使用開始してから30分くらいするとあたたまってきて冷たさがなくなります
また表面が塩化ビニルなど、汗を吸収しない素材でできているので、ムレて寝苦しくなります。
だからといって上にシーツをかけてしまうと、冷たさが半減してしまいます
そういった理由で、個人的にはジェルマットよりひんやり敷きパッドのほうをおすすめします
ひんやり敷きパッドの使い方!仕組みは?ジェルマットとの違いは?のまとめ
ひんやり敷きパッドは正しい使い方で使いましょう。
そうすることで、最大限の効果が得られます
またひんやり敷きパッドの素材も気にしてみましょう
そうすることで、暑い夏の夜を快適に過ごすことができますよ