年末といえば、年賀状ですよね。
年賀状は色々な意見はありますが、それでもしっかりと書くことは大事ですし、
もらえると嬉しいものですよね。
そんな年賀状ですが、意外と書き方ってわからないですよね。
ここでは年賀状は句読点をつけないのかについて解説をしていきます。
年賀状に句読点をつけないって本当?
年賀状は句読点をつけないというのは本当なのでしょうか?
結論から言えば、本当です。
年賀状を書く際にはいくつかのマナーがあります。
その中の一つで年賀状に句読点をつけないというのは確かにあります。
しかし、どうして年賀状には句読点をつけないのでしょうか?
その理由についてにも詳しく解説をしていきたいと思います。
句読点とは、文章の終わりの際につける「。」のことです。
これは文章の終わりを表すことから、「終わり」を連想させ、
年の初めのめでたい年賀状には不向きと考えられているからです。
そして、元来日本にはこの句読点を打つ習慣というものがありませんでした。
句読点が正式に打たれるようになったのは明治39年です。
西暦でいうと1906年のことであり、100年ちょっと前です。
意外と最近なのですね。
それ以前は句読点はあったりなかったり、また適当に区切りが使われていたので、
文章は大変読みにくいものでした。
そこから、日本に教育システムが導入される際に、
読み書きの基準となるもの必要ということで、
正式に句読点が導入されたということです。
そのような経緯のもとに句読点は導入されているため、
古くからある日本語には句読点というものはありません。
ですので今でも正式な日本語の文書、例えば証書であったり、賞状には、
句読点は基本的には用いられていません。
年賀状はこのように正式な文章であり古くからあり、
上記のように「終わり」を連想させることから句読点を用いるのは良くないとされています。
ですが、実際そこまで意識をしている人がいるかというとそうではありません。
若い世代では句読点をそこまで気にしている人はいませんし、
実際筆者も句読点の有無は全く気にしていません。
むしろ、年賀状の数が減少している今は、年賀状のやりとりをするだけで、
律儀な印象を受けますよね。
ですので正式なマナーとしては句読点を打つけど、一般的に使う分には問題ない。
年賀状の句読点についてはそれぐらいの考えで良いと思われます。
句読点がなくて読みにくい文章よりは、句読点があっても、
読みやすくて親しみやすいご挨拶の方が喜ばれます。
なのでマナーの一つとして覚えておく程度、そこまで気にする必要はありませんよ。
他にもある?年賀状のマナーを紹介!
このように意外と知らない年賀状のマナーですが、他にもあるのでしょうか?
結論から言えば、あります。
では続いて他の年賀状のマナーについて解説をしていきたいと思います。
・目上の人には2文字の賀詞は使用しない
賀詞とは「迎春」であったり、「賀正」と言った年賀状ではよく見る言葉ですよね。
このついつい使ってしまいたくなる言葉ですが、
実は目上の人への年賀状に対しては使用するべきではありません。
これらの言葉はめでたい意味を含む言葉ではありますが、
相手の敬意が含まれる言葉ではありません。
なので仕事の付き合いがあっても、上司や取引先の方には使わないようにしましょう。
・賀詞は繰り返し使わない
賀詞は「賀正」や「迎春」以外にも、
「新年」「あけましておめでとうございます」などもあります。
これらはついつい繰り返し使ってしまいがちですが、実は謝りです。
定型の文としては「新年あけましておめでとうございます」と書いてしまいそうですが、
正式な言い方として「あけましておめでとうございます」飲みになります。
ただ、最近の年賀状ではすでにこれらの賀詞がすでにプリントされているものも多いです。
ですので、こちらもそこまで気にする必要はないです。
というよりもらった側もそこまで気にしている人は少ないでしょう。
もし年賀状を0からしっかり書くという人はそのようなことを気にして頂いて、
プリントの場合は、そのまま使ってしまっても構いません。
・年賀状は1月7日まで
年賀状は「松の内」という期間である1月7日までに出すのが良いとされています。
この松とは門松のことを指します。
この門松を出しているのが1月1日から7日までですので、
その間の期間に年賀状を出すようにしましょう。
松の内の期間を過ぎたら寒中見舞いになってしまうので注意をしてくださいね。
このように年賀状には様々なマナーがあります。
マナーを守ることは大事ですが、それ以上に筆者は年賀状を書くことの方が大切だと思います。
年賀状を書く際にマナーを守るのも大事ですが、
そこまで頑なにならず、気軽に書けば大丈夫ですよ!
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年賀状は句読点をつけないの?のまとめ
年賀状は句読点をつけるかについてはおわかりいただけたでしょうか?
年賀状ですが、正式なマナーとしては句読点をつけません。
そして、それ以外にも年賀状のマナーはあります。
ただ、正直に言って、そのマナーを守るのがめんどくさくて、
年賀状を出さないのは意味がありません。
マナーとして知っておいて損はないですが、そこまで気にせず、
気軽に年賀状を書くようにしてくださいね。
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