段ボールって使う時には大量に使いますよね。
引っ越しや荷物の整理などの場合、段ボールを大量に準備しないといけないことがあります。

ここでは段ボールのサイズの表記の仕組みについて解説をしていきたいと思います!
段ボールのサイズ表記について解説!
段ボールのサイズですが、自由に作られているわけではありません。
段ボールには様々な企画がありそれに基づいてサイズ表記がされています。
ではそんな段ボールのサイズ表記や企画について、解説をしていきます。
段ボールですが、直方体のものが多いですが、
サイズは長さと幅、高さによって決められています。
段ボールに限らず、家電などでもサイズを表記する際には、
基本的には「(W)幅×(D)奥行き×(H)高さ」によって寸法が決定されます。
高さは見たらわかると思いますが、
幅と奥行きというのはいまいちどっちがどっちだかわからないですよね。
高さと幅は、箱の縦横を表しており、大きい数値のものが長さであり、
小さい数値のものが幅となっています。
ですのでどっちがどっちという風には決まっているわけではないのですね。
そしてサイズの場合は多くはmmで表されます。
例えばサイズの表記が「300×200×100」と表記されている場合は、
長さが300mm、幅が200mm、高さが100mmとなっています。
そして段ボールの場合は、その他にもサイズ表記として「60サイズ」や、
「80サイズ」と呼ばれるものがあります。
これはどういう意味なのでしょうか?
解説をしていきます。
この〜サイズという意味は、段ボールの長さと幅、高さを足した長さ(cm)になっています。
例えば上記の上記の「300×200×100」のサイズの段ボールの場合は、
300+200+100で600となり、cmで考えると60です。
なので、〜サイズ表記になると60サイズとなっています。
段ボールの場合、このサイズが決まっているので、
寸法の内訳は業者によって異なっていることが多いです。
例えば、よく小荷物に使われることが多いMサイズの段ボールは、
規格で言うと80サイズぐらいが多いです。
これを宅配便業者の段ボールを利用する場合、
佐川急便は「350×260×190」のサイズになっています。
一方クロネコヤマトの場合は「320×230×150」というサイズになっています。
もちろん中身の容量は変わらないですが、
形としては同じ60サイズ表記のものでも違ってくるのですね。
段ボールの作られ方について解説!
段ボールのサイズの表記について解説をしましたが、
続いて段ボールの作られ方についても解説をしていきます。
段ボールですが、原材料としては何を使われているかご存知でしょうか?
答えから言ってしまうと段ボールの原材料は段ボールです。
日本の段ボールのリサイクル率は非常に高く、
段ボールの回収率は95%以上にも登ります。
資源ゴミであったり、スーパーにあるリサイクルボックスから段ボールは回収をされ、
そしてまた段ボールに生まれ変わります。
回収された段ボールは段ボール原紙と呼ばれる、段ボールの元となる紙になります。
その段ボール原紙を加工していき、段ボールが出来上がるのですね。
段ボールですが、断面には波々がありますよね。
この波々はフルートと呼ばれています。
そしてフルートの外面にはライナーという紙が貼られます。
このフルートとライナーの種類や厚さによって段ボールの強度は決定をします。
段ボールの構造としては以下のようなものがあります。
・片面段ボール
フルートの片側のみにライナーを貼り付けるもの。
薄くて強度が弱いため、箱としてではなく、主には梱包時の緩衝材として使用します。
・両面段ボール
フルートを2枚のライナーで挟み込んだもの。
ハンバーガーみたいなものですね。
日本でいう一般的な段ボールはこの種るいになります。
2枚のライナーで両面を挟み込んでいるため、強度が高く、
薄さもあるため加工がしやすく使いやすいものとなっています。
・複両面段ボール
Wフルートとよなれるもので、3枚のライナーで2枚のフルートを挟み込んだものです。
ハンバーガーでいうとビッグマックみたいなものです。
こちらは強度が強く、重量物に使われます。
・複々両面段ボール
こちらは3枚のフルートを4枚のライナーで挟み込んだものです。
ちょどよいハンバーガーの例えはありませんでした。
こちらは強度は最上級であり、大型の重量物に使われます。
このように段ボールには構造にも様々な種類があり、用途によって使い分けられます。
サイズ表記や段ボールの構造を理解した上で、最適なものを選んでくださいね。
段ボールのサイズ表記はこうなっています!のまとめ
段ボールのサイズ表記についてはおわかりになられたでしょうか?
段ボールのサイズ表記ですが、「(W)幅×(D)奥行き×(H)高さ」の他にも、
〜サイズと呼ばれる、長さを合算したものがあります。
このサイズ表記の場合は、合計値で求めるので長さは業者ごとに異なっていたりします。
そして、段ボールは構造によっても強度が異なります。
ご自身の用途にあった段ボールをうまく選ぶようにしてください!
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