防水スプレーが出ない原因と対策

防水スプレーが出ない原因と対策を紹介します

  • 2021-03-18
  • 2021-04-11
  • 生活

梅雨時期によく使うのが防水スプレーですね。

防水スプレーは簡単に、身近なものを防水加工できるのでよく使うという人も多いと思います。

そんな防水スプレーですが、久しぶりに使おうとすると出ない!なんてことがよくあります。
この防水スプレーが出ない原因ですが一体何なのでしょうか?
ここでは防水スプレーが出ない原因とその対策について解説をしていきます。

防水スプレーが出ない原因と対策を紹介します

防水スプレーが出ない原因と対策

防水スプレーを使っていると出ないということはよくあります。

実際、防水スプレーはスプレーが出なくなりやすいものなのでしょうか?

結論から言えば、防水スプレーは普通のスプレーよりも出なくなりにくいです。

防水スプレーですが、大きく分けて2種類あります。

1つはフッ素系の防水スプレーで、もう1つはシリコン系の防水スプレーとなっています。

フッ素系の防水スプレーは、撥水成分のあるフッ素を直接繊維に絡ませて使うものです。

防水性能が高く、製品に限りなく使うことができるので、
現在の防水スプレーの主流となっています。

もう1つはシリコン系の防水スプレーです。

シリコン系の防水スプレーはシリコンを吹きかけることによって薄い膜を張り、
防水性能を高めるものとなっています。

安価で即効性が高いというメリットもありますが、
防水性能が低く、革製品には使えないというデメリットがあります。

このように防水スプレーには種類があるのですが、
どちらにしても防水スプレーはつまりやすく使いたい時には出ないということが多いです。

その理由としては、しばらく防水スプレーを使っていないと中身が乾燥をしてしまい、
防水スプレーのノズル部分に、フッ素や上記の成分が固まって皮膜を形成するからです。

ただ、いざという時に防水スプレーが使えないのは困りますよね。

この出ない状態になった防水スプレーですが、対策はあるのでしょうか?

結論から言えば、対策はあります。

防水スプレーが出ない場合ですが、以下のような対策が挙げられます。

・定期的に使うようにする

防水スプレーですが、
しばらく使っていないと上記のようにノズル部分で成分が固まってしまうので、
定期的に使うようにしましょう。

もともと防水スプレーですが実は効果はあまり持続しません。

防水スプレーは1度吹きかければずっと防水性能が続くと思いがちですが、
実は割とすぐに効果は切れます。

雨の日の場合は1日経てば効果はなくなってしまいますし、
晴れの日でも1週間も経てば効果は無くなってしまうでしょう。

ですので、基本的には定期的に防水スプレーを使うことが大切です。

雨の日に思いついたから防水スプレーを使うのではなく、
定期的に防水スプレーを使って、成分が固まらないようにしてください。

・逆さまにして保存をする

防水スプレーですが容器を逆さまにして保存をするのも効果的です。

逆さまにして保存をすることで、中身の成分は上側になった防水スプレーの底部に溜まります。

そうすることによって防水スプレーのノズルに成分が固まらず、
時間が経っても防水スプレーが出ないということもなくなります。

・除光液をつける

防水スプレーのノズル部分に成分が固まってしまった場合、
除光液やシンナーを爪楊枝につけて、ノズル部分の掃除をしてみましょう。

徐行剤やシンナーの有機成分によって、固まった防水スプレーの成分が溶けて、
使えるようになることがあります。

このように防水スプレーが詰まった場合でも、対策によっては再び使えるようになります。

せっかく買った防水スプレーが出ない場合でも諦めないでくださいね。

防水スプレーが出ない場合、どうやって捨てたらいい?

防水スプレーが出ない原因と対策

上記のような対策をしても防水スプレーが出ないということはあります。

そうなると、さすがに新しいものを買うしかないですね。

しかし、出なくなった防水スプレーですが、どうやって捨てたらいいのでしょうか?

結論から言えば、専用の穴空け機を使うのがお勧めです。

防水スプレーに限らず、ガススプレー系は捨てる際には中身を使い切るのが鉄則です。

特に、ガスボンベの場合は、中身が残ったまま捨てると引火する恐れがあり大変危険です。

なので基本はスプレーを使い切った状態で、自治体に合わせて捨てるようにします。

ただ、防水スプレーが出ない場合、その使い切ることができないですよね。

その場合は、スプレー缶を開ける専用の道具を使うようにしましょう。

スプレー缶に穴を空ける道具はホームセンターにも100円ショップにも売っています。

キリなどで空けるのも良いですが、スプレー缶は安定性が悪いので怪我をする恐れがあります。

ですので、スプレー缶専用の穴空け機を使って、安全に穴を空けるようにしてくださいね。

防水スプレーが出ない原因と対策を紹介しますのまとめ

防水スプレーですが、しばらく使っていないと出ないということはよくあります。

それは防水スプレーの成分がノズル部分で固まってしまうのが原因です。

対策としては、防水スプレーを定期的に使ったり、
逆さまにしておいておくなどがあります。

もし何をやっても出ない場合ですが、新しいものを買う必要があります。

その際ですが、出なくなった防水スプレーはスプレー缶専用の穴空け機を使って、
穴を空けるようにしてください。

しっかり安全に配慮して、防水スプレーを使い切るようにしてくださいね。

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